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2011年7月20日(水) 午後8時30分(米国中部夏時間)
2011年7月21日(木) 午前10時30分(日本時間)
最後のスペースシャトルミッションの最終日は、米国中部夏時間7月20日午後8時29分(日本時間7月21日午前10時29分)、象徴的な最後のウェイクアップ・コールで開始しました。
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コマンダーのクリストファー・ファーガソン、パイロットのダグラス・ハーリー、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のサンドラ・マグナスとレックス・ウォルハイムは、アーヴィング・バーリンの作詞、作曲で、ケイト・スミスが歌う“God Bless America”で起床しました。ほとんどの場合特定のクルーを称えて流れるウェイクアップ・コールとは異なり、“God Bless America”は、クルー全員のみならず「長年の間、スペースシャトルプログラムに全身全霊をかけて打ち込んできた人々」に捧げる、とCAPCOMのシャノン・ルーシッドはクルーに伝えました。
ファーガソンは軌道上での最後の日にふさわしい曲だと述べました。
「アメリカよ、このプログラムを支えてくれてありがとう。数時間後に地上でお会いしましょう。」とファーガソンは言いました。「
アトランティス号の33回目になる最後の着陸の準備は目下進行中で、着陸予定時刻はフロリダでは夜明け直前となる7月21日午前4時56分(同7月21日午後6時56分)です。地上の飛行管制チームは、7月21日午前3時49分(同7月21日午後5時49分)に予定されている軌道離脱噴射の実施の可否(Go/No Go)の判断を行うために時間を割き、フロリダ州のNASAケネディ宇宙センター(KSC)の天候状態を監視します。天候は良好との予報が出ています。
もし、何らかの理由により最初の着陸機会に着陸できなかった場合、2回目の着陸機会は7月21日午前6時32分(同7月21日午後8時32分)の予定です。この着陸時刻にあわせ、クルーは7月21日午前5時25分(同7月21日午後7時25分)に軌道離脱噴射を行う予定です。その次の着陸の機会は7月22日の朝になります。
アトランティス号が本日の最初の着陸機会に着陸する場合、KSCでの19回目の夜間着陸となり、着陸が今日のどの時間となってもKSCへの78回目の着陸となります。これまでの全てのスペースシャトルプログラムのうち、カリフォルニア州のエドワーズ空軍基地への着陸が54回、ニューメキシコ州のホワイトサンズ地上局への着陸が1回あり、今日予定されている着陸を含めると30年間の合計で133回のスペースシャトルの着陸が行われたことになります。
次回のSTS-135ミッションステータスレポートは、スペースシャトルの着陸後、または着陸延期の際にはクルーの1日の終了時に発行します。
出典:STS-135 MCC Status Report #26(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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