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2011年7月18日(月) 午後9時00分(米国中部夏時間)
2011年7月19日(火) 午前11時00分(日本時間)
最後のスペースシャトルクルーは、国際宇宙ステーション(ISS)からの分離まで数時間を残すのみとなりました。
コマンダーのクリストファー・ファーガソン、パイロットのダグラス・ハーリー、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のサンドラ・マグナスとレックス・ウォルハイムは、米国中部夏時間7月18日午後8時59分(日本時間7月19日午前10時59分)に一日を開始しました。この日のウェイクアップ・コールは、ハーリーのためにかけられたコールドプレイの“Don’t Panic”でした。
スペースシャトルによる37回のISSへの飛行では、10の与圧モジュール、4セットの太陽電池パドル、長さ354フィート(約108m)のトラス、数え切れないほどの科学実験装置、言及するまでもなく、日々の軌道上での生活用品が輸送されました。スペースシャトル「アトランティス号」は、7月19日午前1時28分(同7月19日午後3時28分)に、ISSから最後の分離を行います。
スペースシャトルクルーが去る前に、軌道上の研究所のためにもうひとつ行うことがあります。ハーリーはスペースシャトルを600フィート(約183m)離れた距離まで移動させた後、アトランティス号のクルーがスペースシャトルの努力の成果をもう一度記録することができるよう、ISSの周りを半周させます。
スペースシャトルのフライアラウンドは、ISSから分離後、ほとんどのスペースシャトルミッションで行われてきましたが、この最後の半周回では新たな景観をとらえることができるはずです。スペースシャトルのクルーが通常は見ることのない長軸方向から見下ろせるようにするため、ISSは90度回転する予定です。
フライアラウンドは7月19日午前2時50分(同7月19日午後4時50分)までに完了させ、アトランティス号がISSから更に離れるために2回の噴射を行います。スペースシャトルのクルーは、スペースシャトルの耐熱シールドがISS滞在中に損傷していないか点検する作業を本日の後半に行う予定です。
次回のSTS-135ミッションステータスレポートはクルーの1日の終了時、または新規イベントがあれば発行します。クルーは7月19日午後1時00分(同7月20日午前3時00分)前に起床予定です。
出典:STS-135 MCC Status Report #22(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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