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2011年7月17日(日)午後9時30分(米国中部夏時間)
2011年7月18日(月)午前11時30分(日本時間)
STS-135ミッションの飛行11日目はいつもどおりヒューストンからのウェイクアップ・コールで始まりました。ヒューストンと言っても、通常の意味より広い意味でのヒューストン(ジョンソン宇宙センター全体という意味)です。
「アトランティス号の皆さん、おはようございます。こちら、NASAジョンソン宇宙センター(JSC)の職員達です!」と、アトランティス号の打上げ前に録音されていたJSCの職員の声の合唱が流れました。「すばらしいミッションになりますように!」
JSCは宇宙飛行士だけでなく、ミッションコントロールとスペースシャトルプログラム自体にとってもホームである場所です。
このメッセージは、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のレックス・ウォルハイムが選んだキース・アーバンの“Days Go By”がかけられる前の米国中部夏時間7月17日午後9時29分(日本時間7月18日午前11時29分)に流れました。
ウォルハイムと仲間のクルーであるコマンダーのクリストファー・ファーガソン、パイロットのダグラス・ハーリー、MSのサンドラ・マグナスは、本日最後の作業となるISSとスペースシャトル間のハッチを閉じる作業を7月18日午前8時19分(同7月18日午後10時19分)に行う予定です。その前に、地上へ持ち帰る荷物をISSからスペースシャトルのミッドデッキへ積み込む最後の作業と、「ラファエロ」(多目的補給モジュール2)をスペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)の所定の位置に戻す作業を行います。
飛行10日目に、クルーはラファエロへの物資の積込み作業を完了しました。そして今は5,666ポンド(約2,585kg)の不要品を地上に持ち帰る準備を整えるのみです。地上でこれらの荷降ろし作業が終了すると、ラファエロは2002年のSTS-102ミッション以来、地上に18トンもの供給品や装置を持ち帰り、軌道上に別途45トンもの物資を運んだことになります。
スペースシャトルに戻った後の残りのミッション期間、スペースシャトルのクルーは、7月19日のISSからの分離に向けて、分離の際に使用する道具の確認や、スペースシャトルのハッチの内側にカメラを取り付ける作業を行う予定です。
次回のSTS-135ミッションステータスレポートは、クルーの1日の終了時、または新規イベントがあれば発行します。
出典:STS-135 MCC Status Report #20(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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