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2011年7月13日(水) 午前1時30分(米国中部夏時間)
2011年7月13日(水) 午後3時30分(日本時間)
スペースシャトル「アトランティス号」のクルーは、STS-135ミッションの6日目の滞在を特別なウェイクアップコールとともに開始しました。
「アトランティス号の皆さん、おはようございます。エルトン・ジョンです。」と、事前に録音されたイギリスの歌手からのメッセージが流れました。「このミッションでの成功をお祈りいたします。この30年間スペースシャトルに関わったNASAの全ての方々に深く感謝いたします。」
このメッセージは、米国中部夏時間7月13日午前1時29分(日本時間7月13日午後3時29分)に本日のウェイクアップコールであるエルトン・ジョンの“Rocket Man”がかけられたあとに続いて流れました。この曲が軌道上でかけられたのは、これが初めてではありません。“Rocket Man”は、この30年のスペースシャトルの歴史で4人のスペースシャトルクルーのウェイクアップコールとして使用されました。また、この曲はスペースシャトル「ディスカバリー号」とスペースシャトル「エンデバー号」の最後のミッションを記念して行われたコンテスト期間中、投票で選ばれたトップ40の曲のうちのひとつです。このコンテストで“Rocket Man”は一般から5,000票近い投票を得ました。
ミッション中に一度行われた船外活動は成功し、アトランティス号のクルーは、本日再び「ラファエロ」(多目的補給モジュール2)の荷降ろし作業に集中します。ラファエロとISS間で移送する物資の量は、アトランティス号で打ち上げた9,403ポンド(約4,265kg)の物資と、地上に持ち帰る5,666ポンド(2,570kg)の物資を合わせると、合計15,069ポンド(約6,835kg)になりますが、この内26%の移送が完了したところから本日の作業が始まりました。
また、スペースシャトルクルーは7月13日午前11時54分(同7月14日午前1時54分)より、作業の合間をぬってニューヨーク州ビンガムトンのWBNG-TVおよびWICZ-TV、サンフランシスコのKGO-TVのレポーターと交信イベントを行う予定です。
次回のSTS-135ミッションステータスレポートは、クルーの1日の終了時、または新規イベントがあれば発行します。クルーは7月13日午後4時30分(同7月14日午前6時30分)前に就寝予定です。
出典:STS-135 MCC Status Report #10(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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