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国際宇宙ステーション

STS-134 NASAステータスレポート#31

最終更新日:2011年6月 1日
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2011年5月31日(火) 午前5時00分(米国中部夏時間)
2011年5月31日(火) 午後7時00分(日本時間)

5月31日、スペースシャトル「エンデバー号」のクルーは、大半の時間を地上への帰還準備のために費やしました。NASAケネディ宇宙センター(KSC)への最初の着陸機会は、米国中部夏時間6月1日午前1時35分(日本時間6月1日午後3時35分)となっています。

コマンダーのマーク・ケリー、パイロットのグレゴリーH.ジョンソン、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のロベルト・ビットーリは、エンデバー号の飛行制御システム(Flight Control System: FCS)を起動し、点検しました。この作業は、エンデバー号が地球の大気圏内を飛行する際の制御に使われるフラップとラダーをテストするものです。次に彼らは、大気圏に突入する前のスペースシャトルの姿勢をコントロールする姿勢制御システム(Reaction Control System: RCS)のスラスタを噴射する試験を実施しました。

一方、MSのマイケル・フィンク、アンドリュー・フューステル、グレゴリー・シャミトフは、再突入に備えて船内の片づけを行いました。また各クルーは約1時間のエクササイズを行いました。

昼食の後、宇宙飛行士たちは15分間の視力検査を行いました。その後全員が集まって30分間、軌道離脱噴射運用時の説明を行いました。ケリーとジョンソンは、軌道制御システム(Orbital Maneuvering System: OMS)エンジンを噴射するRAMBO 2 (Ram Burn Observations)実験のために約30分間を費やしました。この実験は、宇宙機のエンジンから排出される噴煙の理解を深めるために行われています。

6名のクルーは、ABCニュース、CBSニュース、CNN、NBCニュース、Foxニュースラジオのインタビューからこの日の作業を開始しました。その後、エンデバー号の最後の飛行に敬意を表するための時間をとりました。

この日の終わりには、フィンクとビットーリは、高速通信用のKuバンドアンテナを収納しました。このアンテナはTV映像の中継に使われているため、エンデバー号からのTV映像の生中継はこれで終了しました。

クルーは同5月31日午前8時56分(同5月31日午後10時56分)に就寝する予定です。次のSTS-134ミッションステータスレポートは同5月31日午後4時56分(同6月1日午前6時56分)に予定されているウェイクアップコール後、または新規イベントがあれば発行します。

出典:STS-134 MCC Status Report #31(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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