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国際宇宙ステーション

STS-133 NASAステータスレポート#04

最終更新日:2011年2月28日
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2011年2月26日(土) 午前6時30分(米国中部標準時間)
2011年2月26日(土) 午後9時30分(日本時間)

スペースシャトル「ディスカバリー号」は、一晩かけて着々と国際宇宙ステーション(ISS)に接近しました。ディスカバリー号は、米国中部標準時間2月26日午後1時16分(日本時間2月27日午前4時16分)にISSへドッキングする予定です。

ディスカバリー号のクルーは2月26日午前5時53分(同2月26日午後8時53分)に起床してランデブ運用の準備を開始しました。本日のウェイクアップコールは、ISSへの飛行はこれが2回目となるミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のベンジャミン・アルヴィン・ドルーJr.のために、ライダーズ・イン・ザ・スカイの「ウッディのラウンドアップ」がかけられました。

ディスカバリー号をISSへと大きく接近させるTIバーンと呼ばれる最後の軌道調整噴射は2月26日午前10時33分(同2月27日午前1時33分)に実施する予定です。これにより、ディスカバリー号は同日午後0時15分(同2月27日午前3時15分)にはISSの下方600フィート(約183m)に到達する予定です。この位置で、コマンダーのスティーブン・リンゼイはスペースシャトルの機体を後方に一回転させるR-bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)を行う予定です。

リンゼイがこの操縦を行っている間に、ISSフライトエンジニアのパオロ・ネスポリとキャスリン・コールマンは800mmおよび400mm望遠レンズを装着したカメラを使用して、「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)の窓からディスカバリー号の耐熱シールドの撮影を行う予定です。これらの写真は画像解析のために地上の専門家に送られる予定です。

RPMを終了すると、リンゼイはディスカバリー号をISSの前方310フィート(約94.5m)の位置につけ、ディスカバリー号に向かって相対前進してくるISSが接近しながらドッキングできるようにします。気密点検終了後、同日午後3時18分(同2月27日午前6時18分)にスペースシャトルとISSのクルーは2機間のハッチを開ける予定です。

ISSを訪れたクルーのための歓迎セレモニーおよび安全説明の後は、ディスカバリー号のクルーは彼らが運んできた貨物の移送作業に取りかかる予定です。ドルー.、パイロットのエリック・ボー、MSのマイケル・バラットおよびニコール・ストットは、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle's Remote Manipulator System: SRMS)とISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を操作してディスカバリー号のペイロードベイ(貨物室)からエクスプレス補給キャリア4(Express Logistics Carrier 4: ELC-4)を取り出し、ISSの右舷側トラスに取り付ける予定です。ELC-4はその位置で、搭載してきた予備のラジエータを含むISSの予備品の保管場所として使用されることになります。

次回のSTS-133ステータスレポートは、クルーの就寝時、または新規イベントがあれば発行する予定です。クルーは2月26日午後9時53分(同2月27日午後0時53分)に就寝する予定です。

出典:STS-133 MCC Status Report #04(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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