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2010年2月21日(日) 午後6時00分(米国中部標準時間)
2010年2月22日(月) 午前9時00分(日本時間)
スペースシャトル「エンデバー号」に搭乗している宇宙飛行士らは、米国中部標準時間2月21日午後9時20分(日本時間2月22日午後0時20分)に予定されている、フロリダ州のNASAケネディ宇宙センター(KSC)への着陸によって、国際宇宙ステーション(ISS)への2週間のミッションを終える準備をしています。
クルーのウェイクアップコールは、2月21日午後1時14分(同2月22日午前4時14分)に、海兵隊大佐であるコマンダーのジョージ・ザムカのためにかけられた“The Marines’ Hymn”(海兵隊賛歌)でした。
着陸支援チームは本日、KSCとカリフォルニア州のエドワーズ空軍基地に召集されています。各着陸地には、本日それぞれ2度の着陸機会があります。KSCへの最初の着陸機会では、2月21日午後8時14分(同2月22日午前11時14分)に軌道離脱噴射を行い、2月21日午後9時20分(同2月22日午後0時20分)に着陸予定です。2度目の着陸機会では、2月21日午後9時50分(同2月22日午後0時50分)に軌道離脱噴射を行い、2月21日午後10時55分(同2月22日午後1時55分)に着陸予定です。
西海岸への最初の着陸機会では、2月21日午後11時20分(同2月22日午後2時20分)に軌道離脱噴射を行い、2月22日午前0時25分(同2月22日午後3時25分)に着陸する予定です。最後の着陸機会では、2月22日午前0時56分(同2月22日午後3時56分)に軌道離脱噴射を行い、2月22日午前2時(同2月22日午後5時)に着陸する予定です。
宇宙飛行気象グループ(Spaceflight Meteorology Group)は、本日の4回の着陸機会について、主着陸地と代替着陸地の両方の滑走路の周辺約56kmで、低い雲が垂れ込め、にわか雨が降る可能性があると予報しています。また、帰還時のフライトディレクタのノーム・ナイトは、着陸ができるかどうかの判断はぎりぎりまで行われないだろうとしています。
一方で、ISSではコンピュータの問題に関連して、通信が何度か途絶えていましたが、正常な通信状況に戻っています。ヒューストンの飛行管制官らはまだ問題を調査中ですが、ISSの米国側にある3台のコマンド・コントロール(Command and Control: C&C)コンピュータの間で本日朝に起こった計画外のコンピュータの切り替えは、ドイツのミュンヘン郊外にあるコロンバス管制センター(Columbus Control Centre: Col-CC)にテレメトリを送るためにデータをパケット化する、「コロンバス」(欧州実験棟)のシステムに関係するのではないかと疑われています。3台のC&Cコンピュータはすべて正常に機能しており、またこの問題はISSの生命維持システムの稼働に影響を与えることはありませんでした。
次回のSTS-130ステータスレポートは、着陸後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-130 MCC Status Report #28(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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