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国際宇宙ステーション

STS-130 NASAステータスレポート#25

最終更新日:2010年2月21日
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2010年2月20日(土) 午前5時00分(米国中部標準時間)
2010年2月20日(土) 午後8時00分(日本時間)

スペースシャトル「エンデバー号」は、合計9日と19時間48分のISS滞在の後、米国中部標準時間2月19日午後6時45分(日本時間2月20日午前9時54分)に国際宇宙ステーション(ISS)から分離しました。

エンデバー号は、米国の最後のモジュールである「トランクウィリティー」(第3結合部)を、キューポラとともにISSに運びました。キューポラは地球と天体の科学的観測のために、そしてロボットアームの制御室として使用される予定の観測用ユニットです。ISSは現在、体積では98%、重量では90%が完成しています。

分離後、エンデバー号のパイロットのテリー・バーツは、ISSの前方400フィート(約122m)にエンデバー号を移動させ、ISSの回りを1周するフライアラウンドを行いました。その間、エンデバー号のクルーが手にしたカメラと、エンデバー号のペイロードベイ(貨物室)にあるカメラが、ISSと、新しい「トランクウィリティー」(第3結合部)とキューポラの状態を記録しました。

フライアラウンドの後、バーツは、エンデバー号をISSの後方へ移動させてISSを離れるために、エンデバー号のエンジンを2回燃焼させました。その後、エンデバー号のクルーはセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使って、熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の後期点検を開始しました。コマンダーのジョージ・ザムカと、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のキャスリン・ハイヤ、スティーブン・ロビンソン、ニコラス・パトリックとバーツは交代で、右翼、ノーズキャップ、左翼の強化炭素複合材(Reinforced Carbon Carbon: RCC)と耐熱シールドの点検を行いました。

軌道上で丸1日活動を行うのは明日が最後となり、STS-130クルーは明日は着陸準備を中心に行う予定です。ザムカ、バーツ、ロビンソンは、エンデバー号の飛行制御システム(Flight Control System: FCS)と姿勢制御システム(Reaction Control System: RCS)の点検を行い、再突入への準備ができていることを確認する予定です。

エンデバー号は、天候に問題がなければ、2月21日午後9時16分(2月22日午後0時16分)にNASAケネディ宇宙センター(KSC)に着陸する予定です。

2月21日の再突入の日に備えて睡眠時間を調整するために、クルーは2月20日午前6時14分(同2月20日午後9時14分)に就寝予定です。起床は2月20日午後2時14分(同2月21日午前5時14分)の予定です。NASAジョンソン宇宙センター(JSC)のニュースルームは2月20日午前5時(同2月20日午後8時)に閉館し、2月20日午後3時(同2月21日午前6時)に開館する予定です。次回のSTS-130ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-130 MCC Status Report #25(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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