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国際宇宙ステーション

STS-128 NASAステータスレポート#23

最終更新日:2009年9月 9日
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2009年9月8日(火) 午後9時30分(米国中部夏時間)
2009年9月9日(水) 午前11時30分(日本時間)

米国中部夏時間9月8日午後2時26分(日本時間9月9日午前4時26分)に、スペースシャトル「ディスカバリー号」とその7人のクルーが出発し、国際宇宙ステーション(ISS)に滞在するクルーの人数は6人に戻りました。

パイロットのケビン・フォードはディスカバリー号を操縦し、姿勢制御システム(Reaction Control System: RCS)のメインスラスタのジェット噴射だけを使って、ISSの回りを1周するフライアラウンドを行いました。バーニアスラスタは、1基にわずかなリークが発生したため、スペースシャトルがISSにドッキングする前に使用が停止されました。

スペースシャトルの最も新しいクルーであるミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のティモシー・コプラは、ISS第20次長期滞在クルーとしての44日間の滞在を終え、STS-128クルーとともに地上に帰還する予定です。コプラと交代したニコール・ストットは、3ヶ月の軌道上の滞在を開始しています。

スペースシャトルは、ISSのクルーが利用する約6.8トンの科学実験装置や食料、その他の補給品を届けた後、実験サンプルや使用済みの機器、不要品を約2.27トン搭載して地上への帰還の途につきました。与圧されていないペイロードベイ(貨物室)には、地上に持ち帰る2,412ポンド(約1,094kg)の貨物を搭載した「レオナルド」(多目的補給モジュール1)の他に、使用済みアンモニアタンク(Ammonia Tank Assembly: ATA)や欧州技術曝露実験装置(European Technology Exposure Facility: EuTEF)の計1,950ポンド(約885kg)の貨物が搭載されています。ディスカバリー号のミッドデッキには、地上に持ち帰る861ポンド(約391kg)の物資が搭載されています。

ディスカバリー号のクルーは現在、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)と長さ50フィート(約15m)のセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)、およびその高性能センサを使って熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の後期点検を行っているところです。点検が終了すると、宇宙飛行士たちはOBSSとSRMS両方をペイロードベイ(貨物室)に収納する予定です。

ISSのクルーは、忙しい組立ミッションを終え、9月9日は十分な休みをとるために休暇を楽しむ予定です。それと同時に、次に到着する補給船、日本の宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)の受け入れ準備を行う予定です。HTVは、9月10日午後0時01分(同9月11日午前2時01分)に日本の種子島宇宙センターから打ち上げられる予定です。

スペースシャトルのクルーは、9月9日午前2時(同9月9日午後4時)頃に就寝する予定です。次回のSTS-128ステータスレポートは、9月9日午前9時59分(同9月9日午後11時59分)のクルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-128 MCC Status Report #23(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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