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国際宇宙ステーション

STS-127 NASAステータスレポート#22

最終更新日:2009年7月27日
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2009年7月26日(日) 午前4時30分(米国中部夏時間)
2009年7月26日(日) 午後6時30分(日本時間)

1日休息をとったあと、国際宇宙ステーション(ISS)の13名の宇宙飛行士は再び、ロボットアーム操作と船外活動の準備を本格化させる予定です。

クルーの7月26日のウェイクアップコールは、作曲家ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルの“Dixit Dominus”(主は言われた)でした。この曲は、カナダ宇宙庁(CSA)の宇宙飛行士であるジュリー・パイエットのために、米国中部夏時間7月26日午前3時03分(日本時間7月26日午後5時03分)にかけられました。

飛行管制官は夜間、二酸化炭素除去装置(Carbon Dioxide Removal Assembly: CDRA)の手動操作を引き続き行いました。CDRAはロシアの同様のシステムとともに、ISSの空気を再生する役割を担っています。飛行管制官は、ISSの空気を通常レベルに保っていますが、遠隔操作手順を改良しています。

この米国製のCDRAにはふたつの“反応層”があり、人間の呼吸で生じるガスをISS内から集める役割と、排出する役割を交互に繰り返します。7月25日午後にメインヒータのブレーカが落ち、それ以降、地上の飛行管制官は、バックアップのヒータを手動で操作しています。技術者らは、メインヒータのデータの分析を続けています。2台目のCDRAは、空気再生ラックの一部として、STS-128ミッションでISSに運ばれる予定です。

スペースシャトル「エンデバー号」のコマンダーであるマーク・ポランスキー、パイロットのダグラス・ハーリー、およびパイエットは本日、第20次長期滞在クルーのフライトエンジニアのティモシー・コプラとともに、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を使って、「きぼう」日本実験棟船外パレットをエンデバー号のペイロードベイ(貨物室)に戻す予定です。

その間、船外活動クルーのクリストファー・キャシディとトーマス・マーシュバーンは、7月27日に予定されている、STS-127ミッション最後となる第5回船外活動のために、宇宙服と道具類の準備および手順の確認を行う予定です。これまでの2回の船外活動でP6トラスに取り付けられた6つの新しいバッテリは、初期充電を行い、ISSの電力網に組み込まれました。

ISSのクルーは、7月26日午後6時03分(同7月27日午前8時03分)に就寝し、その30分後にエンデバー号のクルーが就寝する予定です。

次回のSTS-127ステータスレポートは、クルーの就寝時、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-127 MCC Status Report #22(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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