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2009年7月21日(火) 午前6時30分(米国中部夏時間)
2009年7月21日(火) 午後8時30分(日本時間)
本ミッションで5回の実施が予定されている船外活動のうちの2回と、最も困難なロボットアーム操作の一部を完了し、国際宇宙ステーション(ISS)のSTS-127クルーと第20次長期滞在クルーは本日、一時的にゆっくりとしたペースで作業する予定です。
本ミッションで3回目となる7月22日の船外活動は、ロボットアーム操作と宇宙服の準備から始まりますが、ISSのクルーは午後、自由時間を楽しむ予定です。
クルーは米国中部夏時間7月21日午前5時03分(日本時間7月21日午後7時03分)に、ラスカル・フラッツの“Life Is a Highway”で起床しました。この曲は、7月20日に初めての船外活動を終えたトーマス・マーシュバーンのためにかけられました。
7月21日の主な作業は、「きぼう」日本実験棟船外パレットをスペースシャトル「エンデバー号」のペイロードベイ(貨物室)からISSの新しい“正面のポーチ”に取り付ける作業です。エンデバー号のコマンダーであるマーク・ポランスキーと、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のジュリー・パイエットは、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)を操作して、船外パレットをエンデバー号のペイロードベイ(貨物室)から取り出し、パイロットのダグラス・ハーリーとMSの若田光一が操作するISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)に船外パレットを受け渡す予定です。ハーリーと若田は、実験装置が搭載されている船外パレットを日本の船外実験プラットフォームに設置する予定です。これによって、搭載されている実験装置を飛行9日目にISSに移送する準備が整う予定です。
ポランスキー、ハーリー、パイエットおよび船外活動のリーダーであるデイヴィッド・ウルフは、YouTubeとTwitterの訪問者からの質問に答える予定です。ポランスキーは、宇宙からTwitter経由でミッションの進捗の最新情報を定期的に提供しています。
ISSのトイレ(Waste and Hygiene Compartment: WHC)は、第20次長期滞在クルーのコマンダーであるゲナディ・パダルカとフライトエンジニアのフランク・デヴィンがメンテナンス作業を行った後、順調に機能し続けています。
ISSとエンデバー号のクルーは、数時間の休息時間を取る予定です。その後、本ミッションの第3回船外活動の準備として、宇宙服と道具類の確認と、7月22日に予定されているP6トラスの太陽電池パドルのバッテリ交換という難しい作業の手順確認を行う予定です。
クルーは7月21日午後9時(同7月22日午前11時)頃に就寝し、7月22日午前5時03分(同7月22日午後7時03分)に起床する予定です。次回のSTS-127ステータスレポートはクルーの就寝時、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-127 MCC Status Report #12(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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