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国際宇宙ステーション

STS-127 NASAステータスレポート#02

最終更新日:2009年7月17日
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2009年7月16日(木) 午前7時00分(米国中部夏時間)
2009年7月16日(木) 午後9時00分(日本時間)

スペースシャトル「エンデバー号」の7人のクルーは、米国中部夏時間7月16日午前7時
03分(日本時間7月16日午後9時03分)に起床し、熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の点検と、米国時間7月17日(同7月18日)に予定されている国際宇宙ステーション(ISS)とのランデブとドッキングの準備を行うための1日を開始しました。

エンデバー号のクルーキャビン内部のスピーカーから10000マニアックスによる“These Are Days”が流れました。このウェイクアップコールは、特にミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のティモシー・コプラのためにかけられました。

コマンダーのマーク・ポランスキーとパイロットのダグラス・ハーリーは、本日の最初の仕事としてエンデバー号の進路をISSに向けるために軌道制御システム(Orbital Maneuvering System: OMS)のエンジン噴射を行う予定です。2回目の噴射は、本日最後に行われる予定です。さらに、クルーはスペースシャトルのドッキングポートにカメラを取り付け、オービタ・ドッキング・システム (Orbiter Docking System: ODS)のドッキングリングの展開や、ISSとの正確な距離と接近データを計測するために使われる携帯型レーザー距離測定器などの機器の点検を行う予定です。

MSのクリストファー・キャシディ、トーマス・マーシュバーン、デイヴィッド・ウルフ、コプラとカナダ宇宙庁(CSA)のジュリー・パイエットは、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使って、エンデバー号のTPSの点検を中心に行う予定です。

船外活動担当のウルフ、キャシディ、マーシュバーンとコプラは、ミッション中に5回予定されている船外活動で使用する宇宙服と工具の点検も始める予定です。

ISSでは、第20次長期滞在クルーのコマンダーであるゲナディ・パダルカとフライトエンジニアのマイケル・バラット、日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の若田光一、ロマン・ロマネンコ、CSAのロバート・サースク、欧州宇宙機関(ESA)のフランク・デヴィンが、荷造りとエンデバー号のクルーを迎える準備に1日を費やす予定です。彼らは、スペースシャトルがISSに接近しR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)を行う際にスペースシャトルのTPSの状態を記録するための、撮影手順の確認を行う予定です。

エンデバー号のクルーは、本日午後10時00分(同7月17日午後0時00分)過ぎに就寝する予定です。

次回のSTS-127ステータスレポートは、クルーの就寝前、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-127 MCC Status Report #02(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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