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2008年11月30日(土) 午前5時00分(米国中部標準時間)
2008年11月30日(土) 午後8時00分(日本時間)
スペースシャトル「エンデバー号」のクルーは、着陸日の作業スケジュールを開始しています。
米国中部標準時間11月30日午前3時55分(日本時間11月30日午後6時55分)、コマンダーのクリストファー・ファーガソン、パイロットのエリック・ボー、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のドナルド・ペティット、スティーブ・ボーエン、ハイディマリー・ステファニション・パイパー、ロバート・キンブロー、およびグレゴリー・シャミトフは、ファーガソンのためにかけられた、ビル・コンティによるロッキーのテーマ、“Gonna Fly Now”で起床しました。
エンデバー号の最初の着陸機会は、NASAケネディ宇宙センター(KSC)に向けて、軌道248周回目で、11月30日午前11時14分(同12月1日午前2時14分)に軌道離脱噴射を行うものです。この場合、エンデバー号は、メキシコ湾上空からフロリダ州沿岸のフォート・メイヤーズ上空へと通過する、メキシコのユカタン半島東海岸沿い上空を飛行する帰還コースをとります。着陸時刻は、11月30日午後0時19分(同12月1日午前3時19分)となります。
11月30日(同12月1日)には、KSCへの2回目の着陸機会もあります。この場合、11月30日午後0時50分(同12月1日午前3時50分)に軌道離脱噴射を行い、11月30日午後1時54分(同12月1日午前4時54分)に着陸します。エンデバー号は、タンピコ付近のメキシコ湾岸上空を通過し、その後進路を東にとってフロリダのKSCへと向かう、メキシコ上空を横断するコースをとります。
KSC付近は天気が心配されています。KSCへの着陸が中止となる可能性のある、雨もしくは雷や横風が予想されています。
11月30日(同12月1日)には、カルフォルニア州のエドワーズ空軍基地への2回の着陸機会があります。1回目の着陸機会は、軌道250周回目で、1月30日午後2時20分(同12月1日午前5時20分)に軌道離脱噴射を行い、午後3時25分(同12月1日午前6時25分)に着陸となります。2回目は軌道251周回目で、午後3時57分(同12月1日午前6時57分)に軌道離脱噴射を実施し、午後5時(同12月1日午前8時)に着陸となります。
エンデバー号は、国際宇宙ステーション(ISS)での約11日間を含むミッションを遂行しました。エンデバー号は、将来、ISSクルーを3名から6名に増員するための機器類を運搬しました。エンデバー号のクルーは、4回の船外活動を実施し、右舷側の太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)のクリーニングと潤滑作業を行い、SARJのトランドル・ベアリング(Trundle Bearing Assembly: TBA)を新しいTBAに交換しました。また、第18次長期滞在クルーのフライトエンジニアとなるサンドラ・マグナスをISSに送り届け、宇宙で6ヶ月間を過ごしたシャミトフを乗せて帰還するところです。
マグナスおよびISSコマンダーのマイケル・フィンクとフライトエンジニアのユーリ・ロンチャコフは、本日、ISSに到着する予定の無人補給機、新型のプログレス補給船(31P)を待っています。プログレス補給船(31P)は、約2.45トンの燃料、空気、水、推進剤およびその他の補給物資と機材をISSに運びます。プログレス補給船(31P)は、11月26日にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、本日午前6時25分(同11月30日午後9時25分)にISSにドッキングする予定です。
次回のSTS-126ステータスレポートは、クルーのスケジュールが終了する着陸後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-126 MCC Status Report #32(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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