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2008年11月22日(土) 午後10時00分(米国中部標準時間)
2008年11月23日(日) 午前1時00分(日本時間)
本日、ハイディマリー・ステファニション・パイパーとスティーブ・ボーエンは、国際宇宙ステーション(ISS)へのスペースシャトル「エンデバー号」のミッションで3回目となる船外活動を終了しました。船外活動は米国中部標準時間11月22日午後0時01分(日本時間11月23日午前3時01分)に開始され、午後6時58分(同午前9時58分)に終了し、活動時間は6時間57分でした。
パイパーとボーエンは、引き続き右舷側の太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)のクリーニングと潤滑作業、およびトランドル・ベアリング(Trundle Bearing Assembly: TBA)の交換作業を行ないました。本日、パイパーは3個のTBAを交換し、ボーエンは2個のTBAを交換しました。本ミッション期間中に既に終了している2回の船外活動で5個のTBAが交換されており、この夏のSTS-124ミッションで1個のTBAが交換されています。パイパーとボーエンのふたりはSARJの回転・停止を担う駆動ロック機構(Drive Lock Assembly: DLA)周囲のクリーニングも行いました。
最後のTBAの交換は、11月24日に予定されているミッション最後の第4回船外活動で行う予定です。第4回船外活動は、ロバート・キンブローとボーエンが担当し、左舷側のSARJの潤滑作業と点検作業が中心に行われる予定です。
ISS船内では、「レオナルド」(多目的補給モジュール1)からの貨物と補給物資の移送作業が続けられました。ISSとスペースシャトルのクルーはISSの新しい水再生システム(Water Recovery System: WRS)の調整を行い、ISS第18次長期滞在クルーのフライトエンジニアであるサンドラ・マグナスが水処理装置(Water Processor Assembly: WPA)から最初のサンプルを採取しました。ヒューストンの地上の管制官は、WRSの構成部分である尿処理装置(Urine Processor Assembly: UPA)にエラーが続く原因を特定するために、データの解析を続けています。技術者たちは、UPAの回転する遠心分離器とセンサが接触することによってUPAが停止する可能性を探っています。
エンデバー号のクルーは、11月22日午後11時55分(同11月23日午後2時55分)に就寝し、11月23日午前7時55分(同午後10時55分)に起床する予定です。次回のSTS-126ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-126 MCC Status Report #17(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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