このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
2008年11月19日(水) 午後5時00分(米国中部標準時間)
2008年11月20日(木) 午前8時00分(日本時間)
国際宇宙ステーション(ISS)での整備作業が続けられ、2台の新しいクルーの個室を設置し、水再生システム(Water Recovery System: WRS)の起動準備が行われました。
ISSのフライトエンジニアであるサンドラ・マグナスと前任者のグレゴリー・シャミトフは、クルーの個室を「ハーモニー」(第2結合部)の左舷および右舷に移送して、設置しました。ふたりはまた、地上に持ち帰るラックを、「レオナルド」(多目的補給モジュール1)内部に取り付けました。
他のクルーも、スペースシャトル「エンデバー号」とISSの間で機器や補給品の移送を続けました。本ミッションで予定されていた、電話ボックスほどの大きさのラックの移送作業はすべて終了しました。移送作業は、全体の約25%が終わりました。
先のISS第6次長期滞在クルーで、現在エンデバー号のミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)であるドナルド・ペティットと、ISS第18次長期滞在クルーのコマンダーであるマイケル・フィンクは、新しいWRSのハードウェアの設定に本日の大部分の時間を当てました。このWRSは汚れた水を浄化し、飲料水として使用できるきれいな水に再生するシステムで、今晩には起動と初期点検が行われる予定です。尿を浄化処理して最初のサンプル水を回収する前に行われる初期運用に約2日かかる予定です。
本日遅くに、クルーはミッション期間中に4回予定されている船外活動の2回目の準備として、工具の用意や手順の確認を行う予定です。その後、船外活動を担当するハイディマリー・ステファニション・パイパーとロバート・キンブローはISSの「クエスト」(エアロック)内で船外活動前の所定のキャンプアウトを始める予定です。
キャンプアウトは、米国中部標準時間11月19日午後10時20分(日本時間11月20日午後1時20分)に開始される予定です。パイパーとキンブローは、ISS船内の14.7psi(約1気圧)より減圧された10.2 psi(約0.7気圧)のクエスト内で一晩を過ごして、体内の窒素含有量を減らし、これにより減圧症になるのを防ぎます。
エンデバー号のクルーは、11月19日午後11時55分(11月20日午後2時55分)に就寝し、11月20日午前7時55分(同午後10時55分)に起床する予定です。第2回船外活動は、11月20日午後0時45分(同11月21日午前3時45分)に開始される予定です。
次回のSTS-126ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-126 MCC Status Report #11(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |