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NASAステータスレポート（2008年まで）

STS-126 NASAステータスレポート#06

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2008年11月17日(月) 午前9時00分（米国中部標準時間）
2008年11月18日(火) 午前0時00分（日本時間）

それぞれ新しいメンバーを1名ずつ迎えたスペースシャトル「エンデバー号」と国際宇宙ステーション（ISS）のクルーは、ドッキング後の1日目の作業を開始しました。

米国中部標準時間11月16日午後4時（日本時間11月17日午前7時）過ぎに、エンデバー号はISSにドッキングしました。その後、午後8時50分（同11月17日午前11時50分）、ドッキングから5時間もたたないうちに、サンドラ・マグナス専用のソユーズ宇宙船のシートライナーが、ISSにドッキングしているソユーズ宇宙船に取り付けられました。その時点から、グレゴリー・シャミトフは正式にSTS-126ミッションクルーのメンバーとなりました。ISSのフライトエンジニアとして約6ヶ月間を宇宙で過ごしたシャミトフは、エンデバー号で地上に帰還する予定です。

コマンダーのクリストファー・ファーガソン、パイロットのエリック・ボー、ミッションスペシャリスト（搭乗運用技術者：MS）のドナルド・ペティット、スティーブ・ボーエン、ハイディマリー・ステファニション・パイパー、ロバート・キンブロー、およびグレゴリー・シャミトフら、エンデバー号の搭乗クルーは、本日午前8時35分（同11月17日午後11時35分）に起床しました。本日は、「レオナルド」（多目的補給モジュール1）が「ハーモニー」（第2結合部）の地球側（下方）のポートに取り付けられます。本日のウェイクアップコールは、ボーエンのために、ザ・クラッシュの“London Calling”がかけられました。

6.3トン超の貨物を搭載したレオナルドは、本日午前10時25分（同11月18日午前1時25分）頃に、ISSのロボットアーム（Space Station Remote Manipulator System: SSRMS）で把持され、ISSへの取付けが開始される予定です。レオナルドには、ISSクルーを6人に増員するための準備品が搭載されています。2009年からISSのクルーが6人に増員することで、軌道上の実験施設であるISSでの科学実験活動がより充実することになります。

本日はまた、エンデバー号とISS間の物資の移送や、本ミッション中4回のうちの第1回目の船外活動の準備作業が予定されています。パイパーとボーエンは、1日の終了時から「クエスト」（エアロック）内の減圧された環境で一晩を過ごす“キャンプアウト”を行い、翌日11月18日午後0時45分（同11月19日午前3時45分）から開始される第1回船外活動に備える予定です。

11月16日の夜（同11月17日午前）、クルーにうれしい報告がありました。エンデバー号の熱防護システム（Thermal Protection System: TPS）の画像を地上のエンジニアが分析した結果、右翼側の詳細検査は必要ないと判断されました。

クルーは、11月17日午後11時55分（同11月18日午後2時55分）に就寝し、11月18日午前7時55分（同11月18日午後10時55分）に起床する予定です。次回のSTS-126ステータスレポートは、クルーの就寝後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典：STS-126 MCC Status Report #06（NASA）

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。