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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-126 NASAステータスレポート#05

最終更新日:2008年11月17日
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2008年11月16日(日) 午後7時30分(米国中部標準時間)
2008年11月17日(月) 午前10時30分(日本時間)

14,000ポンド(約6,350kg)以上の物資を搭載した「レオナルド」(多目的補給モジュール1)を国際宇宙ステーション(ISS)に輸送するスペースシャトル「エンデバー号」は、米国中部標準時間11月16日午後4時01分(日本時間11月17日午前7時01分)にISSにドッキングしました。

エンデバー号とISS両機が、中国に近いインド北部国境の上空高度212マイル(約341km)を飛行中、エンデバー号のコマンダーであるクリストファー・ファーガソンは、スペースシャトルを操縦してISSとのドッキングを行いました。ISSまで残り600フィート(約183m)まで接近すると、ファーガソンは、第18次長期滞在クルーのコマンダーであるマイケル・フィンクとフライトエンジニアのグレゴリー・シャミトフが写真撮影を行えるように、エンデバー号の機体を縦方向に360度回転させるR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)を行いました。撮影された写真は、地上の専門家により精査され、エンデバー号の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)が良好な状態かどうか評価される予定です。

11月16日午後6時16分(同11月17日午前9時16分)に、スペースシャトルとISSのクルーはハッチを開け、互いに挨拶を交わし、1週間以上の共同作業を開始しました。クルーは協力して、ISS長期滞在クルー6名体制のためにISSの持続的な自立運用を可能にする、生命維持や居住に必要な機材の移送を行う予定です。また、クルーは4回の船外活動を実施し、ISSの2基の太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)の点検と潤滑作業を行い、SARJが太陽を追尾できるようにする予定です。

エンデバー号のミッドデッキからISSへの機材と補給物資の移送が始まりました。レオナルドは、11月17日(同11月18日)にISSに取り付けられ、搭載物を降ろせるようになります。

ISSまでエンデバー号に搭乗してきたサンドラ・マグナスは、今晩、彼女専用のソユーズ宇宙船のシートライナーを取り付け、第18次長期滞在クルーとして正式にグレゴリー・シャミトフと交替する予定です。ISS長期滞在クルーとして167日間を過ごしたシャミトフは、正式にスペースシャトルのミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)となり、地上へ帰還する予定です。

クルーは、スペースシャトルのTPSの追加点検が必要となった場合に備え、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を使用して、センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)をスペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)に受け渡しました。

クルーは、11月17日午前0時25分(同午後3時25分)に就寝し、午前8時25分(同午後11時25分)に起床する予定です。次回のSTS-126ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-126 MCC Status Report #05(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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