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2008年11月15日(土) 午後8時00分(米国中部標準時間)
2008年11月16日(日) 午前11時00分(日本時間)
スペースシャトル「エンデバー号」の7人のクルーは、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)とセンサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を使い、5時間におよぶエンデバー号の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の点検を終了させました。地上の管制官たちは、これらのセンサ画像と打上げ時に撮影された画像から、スペースシャトルのTPSが良好な状態にあることを確認する予定です。
昨日のエンデバー号上昇中に、機体船尾部分の耐熱ブランケットが少しめくれていたことが、先の分析で認められました。この部分は再突入時に高熱にはならないため、大きな懸念ではありません。本日の点検時に、クルーはこの部分の画像を数枚撮影しました。撮影した画像により地上の管制官たちが詳細な検査を行い、ブランケットの損失とその大きさを確認する予定です。
さらに、クルーは米国中部標準時間11月16日(日本時間11月17日)に予定されている国際宇宙ステーション(ISS)とのランデブとドッキングに向けた準備や、エンデバー号に搭載されている宇宙服の点検を行いました。この宇宙服は、ミッション中に計画されている4回の船外活動で使用される予定です。
ISSでは、第18次長期滞在クルーのコマンダーであるマイケル・フィンクとフライトエンジニアのグレゴリー・シャミトフが、明日のドッキングに先立ち、エンデバー号の機体を縦方向に360度回転させるR-Bar・ピッチ・マヌーバ(R-Bar Pitch Maneuver: RPM)の画像撮影の手順を、地上の管制官と確認しました。
明日のドッキングの予定は、米国中部標準時間11月16日午後4時04分(同11月17日午前7時04分)です。クルーは、11月16日午前0時25分(同11月16日午後3時25分)に就寝し、午前8時25分(同午後11時25分)に起床する予定です。
次回のSTS-126ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-126 MCC Status Report #03(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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