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2008年6月9日(月) 午後6時30分(米国中部夏時間)
2008年6月10日(火) 午前8時30分(日本時間)
スペースシャトル「ディスカバリー号」のクルーは、STS-124ミッションで予定されていた国際宇宙ステーション(ISS)での「きぼう」日本実験棟に関わる主な作業を完了しました。
日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士である星出彰彦とNASAの宇宙飛行士であるカレン・ナイバーグは、「きぼう」ロボットアームの完全展開を行いました。その後、ふたりはロボットアームを保存姿勢に移行させ、各関節のブレーキ試験を完了させました。
ふたりは続けて、「きぼう」船内実験室と船内保管室の間のハッチを開け、船内保管室を「きぼう」の保管場所として使用できるようにしました。
コマンダーのマーク・ケリーとミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のマイケル・フォッサムは、ISSの「クエスト」(エアロック)に設置されているバッテリ充電器(Battery Charger Module: BCM)を交換しました。
MSのギャレット・リーズマンとフライトエンジニアのグレゴリー・シャミトフは、ISSでの生活や作業についての引継ぎ作業を続けました。宇宙に3カ月滞在したリーズマンは、ディスカバリー号で地上に帰還する予定です。シャミトフは、11月に打上げ予定のSTS-126ミッションまで、NASAのサイエンス・オフィサーとしてISSに滞在する予定です。
他のクルーは、米国中部夏時間6月10日午後(日本時間6月11日午前)のISSとディスカバリー号の間のハッチ閉鎖を前に、機器や補給品の移送作業を引き続き行いました。
クルーは、6月9日午後7時32分(同6月10日午前9時32分)に就寝し、6月10日午前3時32分(同6月10日午後5時32分)に起床する予定です。
次回のSTS-124ステータスレポートは、クルーの起床後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-124 MCC Status Report #19(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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