このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。

<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。

サイトマップ

宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センター宇宙ステーション・きぼう 広報・情報センタートップページ
  • Menu01
  • Menu02
  • Menu03
  • Menu04
  • Menu05
  • Menu06
  • Menu07

NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-123 NASAステータスレポート#25

最終更新日:2008年3月23日
« STS-123-24 | 一覧 | STS-123-26 »

2008年3月22日(土) 午後10時30分(米国中部夏時間)
2008年3月23日(日) 午後0時30分(日本時間)

米国中部夏時間3月22日午後9時36分(日本時間3月23日午前11時36分)、宇宙飛行士のロバート・ベンケンとマイケル・フォアマンは、5回の船外活動を締めくくるSTS-123ミッション最後の船外活動を終了しました。6時間02分にわたって行われた今回の船外活動の主な作業は、センサ付き検査用延長ブーム(Orbiter Boom Sensor System: OBSS)を国際宇宙ステーション(ISS)の一時的な収納場所に取り付けることや、材料曝露実験装置(Materials ISS Experiment: MISSE)-6の取付け、右舷側太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)の点検でした。

この船外活動は、ISS建設のための109回目の船外活動でした。主要な作業が早めに終了したため、船外活動クルーは「きぼう」日本実験棟の船内保管室のトラニオンピンへの断熱カバーの取付けも行うことができました。

ベンケンとフォアマン両名にとって3回目となった今回の船外活動では、まずOBSSをISSのトラスに収納しました。通常OBSSはスペースシャトルに搭載されて地上に戻されますが、次回のSTS-124ミッションでスペースシャトル「ディスカバリー号」のペイロードベイ(貨物室)に、「きぼう」の次の構成要素である巨大な船内実験室を搭載するために十分なスペースが確保できないため、今回はOBSSをISSに残していきます。STS-124ミッション終了時に、ディスカバリー号はOBSSを搭載し、地上に持ち帰る予定です。

OBSSの収納が終わると、ふたりの船外活動クルーはそれぞれ次の作業に向いました。ベンケンはMISSE-6を「コロンバス」(欧州実験棟)の外側に取り付け、フォアマンはSARJの点検を行いました。

ISSの右舷側太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)が太陽を追尾するように回転させる幅約10フィート(約3m)、重さ2,500ポンド(約1.1トン)のSARJは、昨年秋ごろから振動と消費電力の増加が確認されています。これまでの点検で、SARJの断熱カバーの下に削れた金属粉が見つかっており、今回フォアマンは、凹みの外見上の特徴をさらに把握するために、以前に写真撮影された部分を再点検しました。

ベンケンは、地上のエンジニアが開発した解決方法のおかげで、今回は問題なくMISSE-6の取付けを完了しました。第3回船外活動でベンケンとミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のリチャード・リネハンがMISSE-6の取付けを試みましたが、コロンバスの外部に実験装置を固定するラッチピンをはめることができませんでした。

次回のSTS-123ステータスレポートはクルーの起床予定である3月23日午前11時28分(同3月24日午前1時28分)過ぎ、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-123 MCC Status Report #25(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約