このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
2008年3月17日(月) 午後2時00分(米国中部夏時間)
2008年3月18日(火) 午前4時00分(日本時間)
国際宇宙ステーション(ISS)の最も新しいロボットアームは、あと1回の船外活動で、組立て作業が完了します。
スペースシャトル「エンデバー号」のクルーは、米国中部夏時間3月17日午後1時31分(日本時間3月18日午前3時31分)にウェイクアップコールを受けました。本日のウェイクアップコールは、パイロットのグレゴリー・ジョンソンの兄弟が作曲した“Sharing the World”でした。
ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のリチャード・リネハンとロバート・ベンケンは、この日はISSの船外で本ミッションの第3回船外活動を行う予定です。この船外活動で、ふたりはカナダ宇宙庁(CSA)の「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)の組立て作業を完了する予定です。ふたりは、工具格納装置(Tool Holder Assembly: THA)、軌道上交換ユニット仮置き場(ORU Temporary Platform: OTP)、および、カメラ・照明・雲台装置(Camera Light Pan/Tilt Unit assembly: CLPA)1台をデクスターに取り付け、その後、組立て作業中にデクスターを保護していた断熱カバーを取り外す予定です。
ふたりはまた、デクスターの組立て場所となっていた取外し可能型スペースラブパレット1(Spacelab Pallet-Deployable 1: SLP-D1)を、スペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)に載せて、地上に持ち帰る準備をする予定です。また、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)のヨー関節部の交換品と2基の直流切替ユニット(Direct Current Switching Unit: DCSU)の交換品など、いくつかの予備機器を、今後に備えISS外部の船外保管プラットフォーム2(External Stowage Platform: ESP-2)に取り付ける予定です。
ISSに戻る前に、ベンケンは、材料曝露実験装置6(Materials ISS Experiment: MISSE-6)を「コロンバス」(欧州実験棟)外部に取り付ける作業も行います。MISSE-6は、素材やコーティング材が宇宙の極限環境で受ける影響についてデータを集める科学実験装置です。MISSE-6は、ISS船外に約6カ月間設置される予定です。
船外活動は、3月17日午後6時23分(同3月18日午前8時23分)から開始を予定しており、約6時間30分行われる予定です。
次回のSTS-123ステータスレポートは、クルーが就寝する3月18日午前5時30分(同3月18日午後7時30分)頃、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-123 MCC Status Report #14(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |