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2008年3月17日(月) 午前5時00分(米国中部夏時間)
2008年3月17日(月) 午後7時00分(日本時間)
国際宇宙ステーション(ISS)の外では夜間、新しいロボットアームが起動し、そのアームが作動しました。ISS船内のクルーたちは、カナダ宇宙庁(CSA)が開発したこの「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)を初めて動かしました。
ISSのフライトエンジニアのギャレット・リーズマンとスペースシャトル「エンデバー号」のミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のロバート・ベンケンは、はじめに、デクスターに取り付けられた長さ11フィート(約3.4m)の2本のアームの関節部分のブレーキ動作を確認するため、一連の試験を行いました。3月16日の夕方、デクスターは、これらの試験に合格しました。
その後、リーズマンとベンケンは、初めてデクスターのアームを動かし、本ミッション3回目の船外活動で最終的な組立てを行うために、位置を調整しました。このアームの移動は、米国中部夏時間3月16日午後11時22分(日本時間3月17日午後1時22分)に完了しました。この配置により、ベンケンとMSのリチャード・リネハンは、新たな付属品を取り付けたり、デクスターから断熱カバーを取り外すことができるようになります。
「きぼう」日本実験棟の船内保管室の中での作業は、引き続き予定を前倒しして行われました。宇宙航空研究開発機構(JAXA)の宇宙飛行士である土井隆雄と欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士であるレオポルド・アイハーツは、STS-124ミッションに備えた物品の準備を行いました。STS-124ミッションでは、スペースシャトル「ディスカバリー号」で「きぼう」の船内実験室が打ち上げられます。
第3回船外活動を担当するリネハンとベンケンは、現在「クエスト」(エアロック)でキャンプアウトを行っています。クエストのハッチは、3月17日午前4時53分(同3月17日午後6時53分)に閉じられました。
10人のクルーは全員、3月17日午後1時28分(同3月18日午前3時28分)に起床する予定です。
本日実施される第3回船外活動の準備は、3月17日午後2時08分(同3月18日午前4時08分)に再開されます。船外活動は、同日午後6時23分(同3月18日午前8時23分)に開始される予定です。
次回のSTS-123ステータスレポートは3月17日にクルーが起床した後、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-123 MCC Status Report #13(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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