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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-123 NASAステータスレポート#07

最終更新日:2008年3月15日
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2008年3月14日(金) 午前6時30分(米国中部夏時間)
2008年3月14日(金) 午後8時30分(日本時間)

軌道を周回している国際宇宙ステーション(ISS)の一番新しい国際的な構成要素が、正式にISSに到達しました。日本の宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「きぼう」日本実験棟の最初の構成要素である船内保管室は、ふたりの船外活動クルーによる取付け準備が整えられた後、本日3月14日の早朝にISSに結合されました。

米国中部夏時間3月14日午前3時06分(日本時間3月14日午後5時06分)、JAXAの宇宙飛行士である土井隆雄が、スペースシャトルのコマンダーであるドミニク・ゴーリの支援を受けて、スペースシャトルのロボットアーム(Shuttle Remote Manipulator System: SRMS)を操作して、船内保管室をISSの「ハーモニー」(第2結合部)上の仮置き場所に慎重に設置しました。船内保管室は、より大型の「きぼう」船内実験室上に固定され、主に保管庫として使用される予定で、5月のディスカバリー号によるSTS-124ミッションで船内実験室がISSに到着した後に、恒久的な場所に移設される予定です。

船内保管室の取付け準備は、本ミッションで予定されている5回の船外活動のうちの1回目となる本日の船外活動で行われました。ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のリチャード・リネハンとISS第16次長期滞在クルーのフライトエンジニアであるギャレット・リーズマンは、3月13日午後8時18分(同3月14日午前10時18分)にISSの与圧された領域から宇宙空間に踏み出して7時間01分にわたり船外活動を行い、3月14日午前3時19分(同3月14日午後5時19分)に終えました。

リネハンとリーズマンは「クエスト」(エアロック)から出ると、まずハーモニー天頂部に設置された結合時の位置決め用のカメラ(Centerline Berthing Camera System: CBCS)を覆う断熱カバーを取り外しました。CBCSは、宇宙機とモジュールのドッキングを確認するための映像を提供するもので、船内保管室を設置する際に使用されました。

スペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)に到着すると、ふたりの船外活動クルーは、船内保管室の共通結合機構(Passive Common Berthing Mechanism: PCBM)の汚染を防止するカバーを取り外しました。また、その他に電力とヒータケーブルの接続を切り離し、取り外す準備を行いました。

次にふたりは、左舷側のトラスに向かい、そこで「デクスター」と呼ばれる特殊目的ロボットアームの最初の組立作業を行いました。ふたりは、デクスターのアーム上で“手”の役割を果たす軌道上交換ユニット/工具交換機構(Orbital Replacement Unit /Tool Changeout Mechanism: OTCM)の取付けを行いました。OTCMは、ペイロードや工具を把持することができるかみ合い型の把持機構です。各OTCMは、ボルトの回転、機構の取付けや取外しを行う引き込み式の電動ソケットレンチを有しており、カメラとライトも装備しています。

3月13日に、組立て前のデクスター構成要素を固定した取外し可能型スペースラブパレット1(Spacelab Pallet-Deployable 1: SLP-D1)を、一時的にISSのトラスに仮置きした後に行った、デクスターへの最初の電力供給の試みは失敗しました。カナダ宇宙庁(CSA)の技術者たちは、当初ISSのロボティクス・ワークステーションからデクスターへの通信経路内に問題があると考え、問題を回避するためのソフトウェアパッチの開発に1日を費やしました。

しかし、3月14日朝(同3月14日夜)の記者会見でCSAのISSプログラムマネージャ代理のPierre Jeanが語ったところによると、最初の電力供給の問題の原因はデクスターそのものではなく、デクスターを収容しているSLP-D1のケーブルの設計上の問題であろうという見解でした。同氏は、本日午後ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)でデクスターを把持することにより、デクスターへの電力供給が開始され、今後数日かけて行われる残りのデクスター組立作業を進めることができるはずである、と語りました。

また、パイロットのグレゴリー・ジョンソンはビデオカメラの操作を行って作業状況を確認できるようにすることで船外活動の支援を行い、MSのマイケル・フォアマンは船内から船外活動の指揮を執り進行を支援しました。

一方、第16次長期滞在クルーのコマンダーであるペギー・ウィットソンは、船外活動前後の作業支援を行い、フライトエンジニアのユーリ・マレンチェンコは、ロシアのセグメントで作業を行いました。

本日の船外活動は、ISSの組立ておよび維持のための105回目の船外活動であり、その活動時間の合計は約660時間となりました。本ミッションの2回目の船外活動は、3月15日の夜(同3月16日の朝)に予定されています。

次回のSTS-123ステータスレポートは、クルーの起床後の3月14日午後3時30分(同3月15日午前5時30分)頃、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-123 MCC Status Report #07(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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