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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-123 NASAステータスレポート#05

最終更新日:2008年3月14日
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2008年3月13日(木) 午前4時30分(米国中部夏時間)
2008年3月13日(木) 午後6時30分(日本時間)

米国中部夏時間3月12日午後10時49分(日本時間3月13日午後0時49分)にスペースシャトル「エンデバー号」が国際宇宙ステーション(ISS)にドッキングし、これまでで最も長い12日間のISSとの共同運用が進行しています。

スペースシャトルのコマンダーのドミニク・ゴーリは、3月12日夕方(同3月13日午前)に最終軌道調整を行いISSへの最終接近を開始し、続いて同日午後9時26分(同3月13日午前11時26分)にランデブ・ピッチ・マヌーバ(Rendezvous Pitch Maneuver: RPM)を行いました。ISSクルーがエンデバー号の耐熱シールドを撮影できるように、ISSの下方600フィート(約183m)の距離でタイミングを計り、ゴーリはエンデバー号を手動で操縦して縦方向に360度回転させました。撮影された画像は、耐熱シールドが良好な状態であることを確認するために、ミッションコントロールセンターの技術者らによって分析される予定です。

ドッキングと気密点検の後、3月13日午前0時36分(同3月13日午後2時36分)に、ISSとスペースシャトルの間のハッチが開けられました。

第16次長期滞在クルーのコマンダーのペギー・ウィットソンは、フライトエンジニアのユーリ・マレンチェンコとレオポルド・アイハーツと共に、入室してきたスペースシャトルのクルーを歓迎し、彼らが次の作業に取りかかる前に、ISSの運用と安全についての説明を行いました。

ハッチが開けられて最初に“移送”されたのは、第16次長期滞在クルーのフライトエンジニアである欧州宇宙機関(ESA)のアイハーツと交代する、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のギャレット・リーズマンでした。

3月13日午前2時50分(同3月13日午後4時50分)にソユーズ宇宙船のシートライナーを交換したことで、正式な交代が行われました。アイハーツは、第16次長期滞在クルーとして正式には33日を過ごしました。予定どおり3月26日に着陸すれば、アイハーツは48日間を宇宙で過ごしたことになります。

クルーはまた、3月13日夕(同3月14日午前)に開始予定の第1回船外活動の準備も行いました。第1回船外活動は、MSのリチャード・リネハンと第16次長期滞在クルーのフライトエンジニアであるリーズマンが担当します。

リハネンとリーズマンは宇宙服をISSへ移動させ、所定の手順の一環として「クエスト」(エアロック)内で一晩を過ごして純酸素を呼吸(プリブリーズ)する“キャンプアウト”を行う予定です。第1回船外活動はおよそ6時間30分にわたって行われ、スペースシャトルのペイロードベイ(貨物室)から「きぼう」日本実験棟の船内保管室を取り出す準備をする予定です。ふたりはまた、「デクスター」(特殊目的ロボットアーム)の2本のアームの初期段階の組立て作業を行う予定です。

この作業の準備として、パイロットのグレゴリー・ジョンソンとMSのロバート・ベンケンは、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)を操作してデクスターを載せた取外し可能型スペースラブパレット1(Spacelab Pallet-Deployable 1: SLP-D1)を取り出し、ISSのモービルベースシステム(Mobile Base System: MBS)上の仮置き場所に取り付けました。

MSのマイケル・フォアマンと土井隆雄は、最初の移送作業を開始しました。この移送作業はドッキング期間を通して続けられる予定です。またふたりは、ISSとスペースシャトルの間の写真およびTV機材の設定をしました。クルーは3月13日午前7時(同3月13日午後9時)に就寝し、同日午後3時28分(同3月14日午前5時28分)に起床する予定です。

次回のSTS-123ステータスレポートは3月13日午後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-123 MCC Status Report #05(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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