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NASAステータスレポート(2008年まで)

STS-122 NASAステータスレポート#21

最終更新日:2008年2月18日
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2008年2月17日(日) 午後1時00分(米国中部標準時間)
2008年2月18日(月) 午前4時00分(日本時間)

本日、スペースシャトル「アトランティス号」と国際宇宙ステーション(ISS)の10名のクルーは、各自の宇宙船に別れていきました。クルーがお互いに別れの挨拶を交わした後、米国中部標準時間2月17日午後0時03分(日本時間2月18日午前3時03分)に、スペースシャトルとISS間のハッチが閉じられました。

アトランティス号のクルーは、2月18日午前3時27分(同2月18日午後6時27分)にISSから分離し、ISSを後にする予定です。この出発により、2月20日午前8時07分(同2月20日午後11時07分)に予定されているアトランティス号のNASAケネディ宇宙センター(KSC)への着陸に向けて時間が調整されます。

ハッチを閉める前に、アトランティス号のクルー7名は、ISSとスペースシャトル間の最後の物資移送作業を完了させました。今回アトランティス号は、スペースシャトルプログラム史上屈指のミッドデッキ積載重量で打ち上げられました。そして着陸時も、2040ポンド(約925kg)という、スペースシャトルプログラム史上最も重いミッドデッキ積載重量で着陸することになります。

本ミッション中に行われた最も重要な移送作業は、ダニエル・タニと欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士レオポルド・アイハーツの交代です。昨年10月に第16次長期滞在クルーに合流したタニは、STS-122ミッションでISSに到着したアイハーツと交代しました。アイハーツは、ISS滞在中に「コロンバス」(欧州実験棟)の初期運用を完了させる予定です。

アトランティス号のクルーは、ISSへのコロンバスの輸送に加え、3回の船外活動を実施し、コロンバスでの科学実験運用に向けた準備、ISSの空になった窒素タンクの交換、そして故障したコントロール・モーメント・ジャイロ(Control Moment Gyroscope: CMG)を地上に持ち帰るための回収作業を行いました。

次回のSTS-122ステータスレポートは2月18日午前(同2月18日午後)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-122 MCC Status Report #21(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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