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2008年2月16日(土) 午後1時00分(米国中部標準時間)
2008年2月17日(日) 午前4時00分(日本時間)
新たに国際宇宙ステーション(ISS)に加わった「コロンバス」(欧州実験棟)の起動と初期設定を完了させるため、本日、ISSとSTS-122ミッションの10名のクルーが総員でコロンバスに搭載されている実験ラックの設定作業を続けました。
米国中部標準時間2月16日午前(日本時間2月16日午後)に、スペースシャトル「アトランティス号」のスラスタを使用して、ISSの軌道高度を約1.4マイル(約2.2km)上昇させました。スペースシャトルのスラスタを使用したISSのリブースト(軌道上昇)は2002年以来でした。
ISSの軌道調整は36分間にわたり行われました。1基につき約28ポンド(約12.7kg)の推力を生み出すスペースシャトルのバーニアスラスタ4基を使用して、ISSの軌道を少しずつ上昇させていきました。軌道高度を上昇させることにより、3月にSTS-123ミッションで飛行するスペースシャトル「エンデバー号」の到着に向け、ISSを最適な軌道に投入させることできます。
2月16日午前(同2月16日午後)に、STS-122ミッションとISSのクルー10名全員は、定例となっている軌道上共同記者会見に参加し、米国および欧州のメディアの取材に応じました。本日の作業で、2月17日午前(同2月17日午後)に予定されているスペースシャトルとISS間の最後の物資移送作業に向けた準備が整いました。2月17日午前11時(同2月18日午前2時)過ぎに、ISSとSTS-122ミッションのクルーは互いに別れの挨拶を交わし、スペースシャトルとISS間のハッチを閉める予定です。 アトランティス号のISSからの分離は、予定の2月18日午前(同2月18日午後)から変更ありません。
次回のSTS-122ステータスレポートは2月17日午前(同2月17日午後)、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-122 MCC Status Report #19(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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