このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
2008年2月10日(日) 午前6時00分(米国中部標準時間)
2008年2月10日(日) 午後9時00分(日本時間)
本日、スペースシャトル「アトランティス号」の7名のクルーたちは、米国中部標準時間2月11日に実施予定のSTS-122ミッションの第1回船外活動の準備と、アトランティス号の右舷側の軌道制御システム(Orbiter Maneuvering System: OMS) ポッドの耐熱ブランケットに見つかった小さなめくれを詳しく調べて1日を過ごす予定です。
ミッションマネージャらは、2月9日、クルー1名の医学的問題のため第1回船外活動を延期し、ミッションの1日延長を決定しました。2月10日午後1時15分(日本時間2月11日午前4時15分)から行うアトランティス号の熱防護システム(Thermal Protection System: TPS)の詳細検査の計画は、昨夜完成したものです。また、クルーは「コロンバス」(欧州実験棟)を取り付ける「ハーモニー」(第2結合部)の準備を整える作業や、国際宇宙ステーション(ISS)への物資移送作業も行う予定です。
本日午前3時45分(同2月10日午後6時45分)にかけられたウェイクアップコールは、ハンス・シュリーゲルのための、ドイツ人歌手、ヘルベルト・グレーネマイヤーによる “Maenner”でした。“Maenner”はドイツ語で「男たち」という意味です。グレーネマイヤーは、ウォルフガング・ペーターゼン監督の映画『U・ボート』でヴェルナー少尉を演じたことでも有名です。
ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のレックス・ウォルハイム、スタンリー・ラブとシュリーゲルは本日、2月11日に行われる第1回船外活動の手順を確認する予定です。この船外活動では、ラブがシュリーゲルの代わりに船外活動を行うことになりました。ラブとウォルハイムは、新たに到着したコロンバスをハーモニーの右舷側に取り付けるロボットアーム運用者の支援をする予定です。
ウォルハイムとラブは今夜、気圧の低い環境で体内からの窒素の排出を促すために「クエスト」(エアロック)の中で一晩を過ごす“キャンプアウト”を行い、ミッション中3回予定されているうちの1回目である明日の船外活動に備える予定です。船外活動は2月11日午前8時35分(同2月11日午後11時35分)から開始される予定です。
次回のSTS-122ステータスレポートは2月10日午後(同2月11日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-122 MCC Status Report #06(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |