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国際宇宙ステーション

STS-119 NASAステータスレポート#17

最終更新日:2009年3月24日
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2009年3月23日(月) 午後9時00分(米国中部夏時間)
2009年3月24日(火) 午前11時00分(日本時間)

船外活動クルーは、国際宇宙ステーション(ISS)のクルーを6人体制に増員するための準備と「きぼう」日本実験棟の船外実験プラットフォームの取付けに必須である作業をすべて終了しました。これによりISSは、数ヶ月後にひかえたスペースシャトル「エンデバー号」によるSTS-127ミッションに向けて準備が整いました。

ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のジョセフ・アカバとリチャード・アーノルドによる本ミッション3回目で最後となる船外活動は、2台あるCETA(Crew and Equipment Translation Aid)カートの1台をISSのモービルトランスポータ(台車:MT)の左舷側から右舷側へと移動させる最優先作業から始まりました。これにより「きぼう」への船外実験プラットフォームの取付けなど、STS-127ミッションでの組立作業に必要なスペースが確保されました。

曝露機器結合システム(Unpressurized Cargo Carrier Attach System: UCCAS)の展開作業は、米国時間3月21日(日本時間3月22日)に実施した第2回船外活動の際と同じく、船外活動クルーが干渉している機構を取り外せなかったため中止され、今後の船外活動に延期されました。この問題を踏まえ、ミッションコントロールは、トラスの反対側に位置するUCCASと類似したペイロード取付システム(Payload Attach System: PAS)の展開作業でも、同様の事態が発生することを想定し、PASの展開作業の先送りを決定しました。

6時間27分にわたる船外活動では、ISSのロボットアーム(Space Station Remote Manipulator System: SSRMS)のエンドエフェクタ(把持手)の潤滑作業も行いました。この作業は、2008年終わりのSTS-126ミッションの船外活動で、SSRMSの反対側のエンドエフェクタに対して実施された潤滑作業と同様のものです。この潤滑により、把持手内部のスネア・ケーブルが絡まったり、滑らかに収納できなくなるのを防止できることが分かっています。

ISS船内では、尿処理装置(Urine Processor Assembly: UPA)の稼働試験は成功し、15ポンド(約6.8kg)の再生飲料水を採取できました。サンプルはスペースシャトル「ディスカバリー号」で地上に持ち帰り、クルーにISSでの飲料許可を出す前に、分析が行われる予定です。

米国中部夏時間3月24日午後0時05分(同3月25日午前2時05分)に始まる定例の軌道上共同記者会見で集合する前に、クルー全員は多少の自由時間を楽しむ予定です。

10人の宇宙飛行士は、3月24日午前5時13分(同3月24日午後7時13分)にウェイクアップコールを受ける予定です。

次回のSTS-119ステータスレポートは、3月23日夜(同3月24日朝)、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:STS-119 MCC Status Report #17(NASA)

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 
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