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2009年3月21日(土) 午前8時00分(米国中部夏時間)
2009年3月21日(土) 午後10時00分(日本時間)
新しい一対の太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)がいつでも電力供給が開始できる状態となった本日、国際宇宙ステーション(ISS)で、今年最初のスペースシャトルミッションの第2回船外活動が開始されます。
本日船外活動を行う、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のスティーブン・スワンソンとジョセフ・アカバは、昨夜、気圧を低くしたISSの「クエスト」(エアロック)で過ごしました。これは血液中から窒素排出を促すために行う、船外活動前の標準的な手順です。トイレなど衛生上の休憩の後、ふたりはスペースシャトル「ディスカバリー号」のパイロットであるドミニク・アントネリと、第18次長期滞在クルーのコマンダーであるマイケル・フィンク、フライトエンジニアの若田光一とともにクエストに戻り、6.5時間の船外活動の準備を続ける予定です。
米国中部夏時間3月21日午前11時43分(日本時間3月22日午前1時43分)に船外活動が始まると、スワンソンとアカバは、ISSのトラス構造の左舷側先端に移動し、STS-127ミッションで実施予定の、バッテリ交換に向けた作業場所の準備を行う予定です。そして次に、ふたりは曝露機器結合システム(Unpressurized Cargo Carrier Attach System: UCCAS)を設置するために、P3トラス下部に移動する予定です。
スワンソンはその後、「きぼう」日本実験棟の船内保管室に移動し、9月に計画されている、日本の新しい輸送船である宇宙ステーション補給機(H-II Transfer Vehicle: HTV)のランデブに使用する、GPSアンテナ1基を設置する予定です。その後、Z1トラスに移動して、パッチパネルのコネクタの配線切替えを行う予定です。その間、アカバはP1トラスおよびS1トラス上に展開されているラジエータパネルの撮影を行い、通常の画像と赤外線画像を収集する予定です。
スワンソンとアカバはS3トラスセグメントで再び合流して、ペイロード取付システム(Payload Attach System: PAS)の設置作業を行い、その後クエストに戻って船外活動を終了する予定です。
本日のウェイクアップコールは、MSのリチャード・アーノルドのためにかけられた、Pilgrim and Troutの“In a Little While”でした。
次回のSTS-119ステータスレポートは、クルーの就寝前、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-119 MCC Status Report #12(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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