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2007年6月18日(月) 午前6時30分(米国中部夏時間)
2007年6月18日(月) 午後8時30分(日本時間)
今朝、スペースシャトル「アトランティス号」の宇宙飛行士は、本日の自由時間のことを考え、また国際宇宙ステーション(ISS)からの分離時間の報告を待ちながら目覚めました。
本日は米国中部夏時間6月18日午前6時08分(日本時間6月18日午後8時08分)に、ミッションスペシャリスト(搭乗運用技術者:MS)のパトリック・フォレスターのために、ウェイクアップコールとしてNicole C. Mullenの”Redeemer”という曲がかけられました。アトランティス号の宇宙飛行士は、本日前半は休息をとり、ヒューストン時間の夕方近くまでには、ISSからアトランティス号への物資の移送を終える予定です。別れの挨拶とハッチの閉鎖は、6月18日午後5時23分(同6月19日午前7時23分)に始まる予定です。
今朝、アトランティス号は、アトランティス号とISS全体を操作し、水と廃水を排出するための姿勢をとる予定です。6月18日午前9時15分(同6月18日午後11時15分)頃に元の姿勢に戻り、その後、ロシアのスラスタ噴射とISSの姿勢維持の機能を試験するため、姿勢制御をロシアセグメントの端末コンピュータに引き渡す予定です。この試験が成功すれば、スペースシャトルとISSのプログラムマネージャは、6月19日午前9時42分(同6月19日午後11時42分)に予定されている、ISSからのアトランティス号の分離を正式に承認することになっています。
昨夜の間に、ISSフライトコントロールルームから送られたコマンドによって、ISSの右舷側太陽電池パドル回転機構(Solar Alpha Rotary Joint: SARJ)が起動され、回転の試験が行われました。新しいSARJは、6月18日午前7時(同6月18日午後9時)に自動追尾テストモードに切り替えられました。
この試験が完了すれば、ISSは、地球軌道周回中に太陽を追尾する米国の太陽電池パドル(Solar Array Wing: SAW)を4つ装備することになります。これらのSAWは、すでにISS上にあるモジュールと、今後到着予定の「ハーモニー」(第2結合部)、欧州宇宙機関(ESA)の「コロンバス」(欧州実験棟)および宇宙航空研究開発機構(JAXA)の「きぼう」日本実験棟などの与圧モジュールに、十分な電力を供給できる発電能力を備えています。
次のSTS-117ステータスレポートは、6月18日午後(同6月19日午前)、または新規イベントがあれば発行する予定です。
出典:STS-117 MCC Status Report #20(NASA)
*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。
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