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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #05-60

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第12次長期滞在クルー
2005年12月9日(金) 午前9時00分(米国中部標準時間)
2005年12月10日(土) 午前0時00分(日本時間)

今週、第12次長期滞在クルーのコマンダーであるウィリアム・マッカーサーとフライトエンジニアのバレリー・トカレフは、国際宇宙ステーション(ISS)を良好な状態に保つ作業を主に行いました。マネージャ達はISSにドッキングしているプログレス補給船を交換する計画の審査を行いました。

12月5日にマッカーサーは、「デスティニー」(米国実験棟)にある揮発性有機物分析器(Volatile Organics Analyzer: VOA)と呼ばれる、空気中の汚染物質のモニタ装置の修理を終えました。マッカーサーは、船内のガス量を計測するこの装置の温度ヒューズを交換しました。またマッカーサーは、この装置が設置されているラックの空気循環ファンの交換を12月9日に行い、この装置の起動と検査を来週行う予定です。

クルーはロシア側のモジュール内で、「ザーリャ」(基本機能モジュール)の煙感知器の定期的な清掃を行いました。トカレフは米国側のモジュールへの空気の流れを改善させるため、空気ダクトの修理を行いました。さらにトカレフは、ファンの騒音を減らすためのマフラーが付いた流量の調整が可能なファンを寝室に取り付けました。

マッカーサーはNASAの教育プログラムの一環として、ISSの太陽電池パドルの簡単な説明を行い、この様子を録画しました。この宇宙でのカリキュラムベースの活動では、クルーが、科学、数学、物理、工学、そして地理学の基本原理を実演しながら説明します。このプログラムでは生徒に、地球では身近にある物体が、微小重力下ではどのように異なった挙動を見せるかということを紹介します。このビデオテープに録画された映像は、NASAが学校の授業で使えるように作成する、教育用資料に組み込まれる予定です。

マッカーサーは、デスティニー内に設置されている科学実験装置を設置するための5台のラックのオペレーティング・ソフトウェア(OS)を更新しました。また、彼は材料曝露実験用のキャニスターを、次のスペースシャトル・ミッション時にISS外部へ取り付けるための準備を行いました。

今週、ふたりのクルーは、利用しなくなった機材や不要品を投棄するためにプログレス補給船(19P)に積み込む作業も行いました。現在、プログレス補給船(19P)は「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)後方のドッキングポートにドッキングしています。また彼らは、プログレス補給船(19P)からクルス(Kurs)自動ドッキングシステムを取り外しました。この装置は、整備して再使用するために地球に回収される予定です。

ISSマネージャ達は、12月20日に予定されている、プログレス補給船(19P)のISSからの分離予定日を変更する提案を検討中です。この提案は、プログレス補給船(19P)をISSに数ヶ月間長くドッキングさせておき、クルーがさらに不要品を積み込み、プログレス補給船(19P)に残っている酸素と燃料を使い切れるようにするためのものです。

次の補給船になるプログレス補給船(20P)は、12月21日にカザフスタン共和国にあるバイコヌール宇宙基地から打ち上げられる予定です。もし予定がこのまま承認されれば、プログレス補給船(20P)は「ピアース」(ロシアのドッキング室)に12月23日にドッキングします。プログレス補給船(20P)は、約2.7トンの食料品、水、推進剤、酸素、空気、予備部品、そしてクリスマスプレゼントをISSに届ける予定です。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

次回の ISS ステータスレポートは、12月16日または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2005/iss05-60.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2005年12月12日

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