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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #05-55

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第12次長期滞在クルー
2005年11月7日(月) 午後8時30分(米国中部標準時間)
2005年11月8日(火) 午前11時30分(日本時間)

第12次長期滞在クルーは、2003年4月以来となる米国製宇宙服を使用した船外活動(第12次長期滞在クルーとして1回目)で新しいカメラの取り付けと、使用されていない装置の取り外しを終えました。

コマンダーのウイリアム・マッカーサとフライトエンジニアのバレリー・トカレフは、米国中部標準時間11月7日午前9時32分(日本時間11月8日午前0時32分)に宇宙服の内部バッテリーへの切替を行い、「クエスト」(エアロック)から船外活動を始めました。船外活動は5時間22分行われました。船外活動は予定より1時間遅れて開始されました。クルーはクエストの一室にある設定不良のバルブを開けるためクエストを再加圧しました。バルブを適切に設定し、クルーは再びクエストを減圧しました。

船外に出るとマッカーサとトカレフは遅れた時間を取り戻し、いくつか前倒しの作業に加え、主要な任務を全て終えました。クルーは左舷のトラスの端にテレビカメラを取り付けました。カメラは、ISSの左舷側にトラスを追加する際に、組立てを支援する重要な役割を果たします。カメラの取り付け作業は元々、8月のスペースシャトル「ディスカバリー号」でのSTS-114ミッションで行われる予定でした。この作業は、スペースシャトルの耐熱タイルからギャップフィラー(タイル間の隙間を埋める詰め物)を取り除く作業が追加されたため、STS-114ミッション中に行われませんでした。

マッカーサとトカレフはまずクエストに取り付けられている船外保管プラットフォーム2からカメラの支柱を取り出し、左舷のトラスへ機器を運び、支柱の先端にカメラを取り付け、支柱をトラスへ取り付けました。カメラは11月7日午後0時(同11月8日午前3時)になる直前に起動され宇宙からの眺めを映し出しました。

次に、フライトコントローラ達は船外活動中のクルーに、前倒しの作業である故障したラジエータ回転用モータのコントローラ(Rotary Joint Motor Controller: RJMC)の取り外しを終えたか尋ねました。RJMCは、技術者達が故障した原因を究明するために、次回のスペースシャトルミッションで回収される予定です。この原因究明は、今後ISSに運ばれる同様な機器の評価に役立ちます。

その後、ふたりは「デスティニー」(米国実験棟)のおよそ15m上にあるISSの頂部、P6トラスの先端へ手すりを伝って移動しました。そこで、マッカーサはプラズマ電位測定装置(Floating Potential Probe: FPP)と呼ばれる古い装置を取り外し、ISSから投棄しました。装置はISSの後方へ飛んでいきました。装置はおよそ100日間のうちに大気圏で燃え尽きると考えられています。

FPPは2000年にISS組立のミッションで取り付けられました。STS-114ミッション時の映像から、装置の一部が無くなっていることが明らかになりました。もはや使うことができないので、マネージャは装置を取り外し投棄することを決めました。

その次にクルーは、船外活動を終了する前に、最後の前倒し作業を行う正式な認可を受けました。クルーはモービル・トランスポータ(Mobile Transporter: MT)から故障したサーキットブレーカを機敏に取り外し、新しいサーキットブレーカを取り付けました。遠隔電力制御モジュール(Remote Power Control Module: RPCM)と呼ばれるサーキットブレーカは、MTの冗長系のヒータに電力を供給するものです。MTはレールの上を動く車のようなもので、トラスに沿って移動できます。

全ての作業を終えると、マッカーサとトカレフは11月7日午後2時54分(同11月8日午前5時54分)にエアロックに戻り、再加圧を始めました。この船外活動はISSの組立、メンテナンスとしては63回目、ISSからの船外活動としては35回目、クエストからの船外活動としては18回目です。マッカーサは3度目、トカレフは初の船外活動でした。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/stationをご覧ください。

次回の ISS ステータスレポートは、11月10日または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2005/iss05-55.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2005年11月8日

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