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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #05-50

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第11次長期滞在クルー
2005年10月10日(月) 午後8時30分(米国中部夏時間)
2005年10月11日(火) 午前10時30分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)で6ヶ月滞在する間に7,500万マイル(約1億2067万km)を旅した、第11次長期滞在クルーのコマンダーであるセルゲイ・クリカレフとNASAのISSサイエンスオフィサーであるジョン・フィリップスは10月10日に地球に帰還しました。ロシア連邦宇宙局(FKA)との商業契約により、ISSで8日間過ごした米国人のグレゴリー・オルセンも一緒に帰還しました。

米国中部夏時間10月10日午後8時9分(日本時間10月11日午前10時9分)に、クリカレフとフィリップス、そしてオルセンを乗せたソユーズ宇宙船(10S)は、カザフスタン共和国の北部中央、アルカリクから北東方向に約53マイル(約85km)の場所に着陸しました。10月11日午前中にロシアのモスクワ近郊にある星の街で、クルーの家族が3人を迎える予定です。クリカレフとフィリップスは飛行後の説明会を行うため星の街にとどまり、その後の10月下旬にヒューストンに戻る予定です。クリカレフとフィリップスはカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から4月14日に打ち上げられました。彼らは179日と23分間、宇宙に滞在しました。ふたりはミッション中に、STS-114でスペースシャトルの飛行再開を行った、スペースシャトル「ディスカバリー号」のクルーを歓迎しました。

ISS滞在中に、クリカレフの延べ宇宙滞在日数は過去最長になりました。彼は宇宙ステーション「ミール」での2回のミッションと、2回のスペースシャトル・ミッション、そしてISSの第1次長期滞在クルーを含む、6回の宇宙飛行のベテランです。クリカレフは803日9時間39分の宇宙滞在記録を持つことになりました。8月16日にセルゲイ・アヴデエフ宇宙飛行士の持っていた747日14時間14分という記録を超えました。

新しいISSクルーである、第12次長期滞在クルーのコマンダーでNASAのサイエンスオフィサーであるビル・マッカーサーとフライトエンジニアのバレリー・トカレフは、今後3日間は軽い作業を行い、多忙な引き継ぎ期間の後の休養を取ります。ふたりは6ヶ月間、軌道にとどまり、その間に最低でも2回の船外活動を行う予定です。第1回目の船外活動は11月上旬に予定されています。ISSのさらなる情報はhttp://spaceflight.nasa.gov/をご覧ください。

次回の ISS ステータスレポートは、10月14日または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2005/iss05-50.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2005年10月11日

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