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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #05-17

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第10次長期滞在クルー
2005年4月1日(土) 午後4時00分(米国中部標準時間)
2005年4月2日(日) 午前7時00分(日本時間)

国際宇宙ステーション(ISS)の第10次長期滞在クルーにとって2回目となった船外活動を終え、半年の滞在期間も終わりに近づいてきたため、クルーは、科学実験や第11次長期滞在クルーとの交代の準備、スペースシャトル飛行再開ミッションに向けた準備をしました。

第10次長期滞在クルー(コマンダーのリロイ・チャオとフライト・エンジニアのサリザン・シャリポフ)は、今週の後半は、船外活動で使用した道具の片付け、ロシアのオーラン宇宙服の掃除と収納、「ピアース」(ロシアのドッキング室)の再設定を行いました。クルーは今月の2回目の4時間半の船外活動の中で、新しい欧州補給機(Automated Transfer Vehicle: ATV)に使われるアンテナの設置とロシア製の小型衛星を放出しました。

チャオとシャリポフは、スペースシャトル「コロンビア号」の事故後、初となるスペースシャトルミッション、STS-114ミッションに向けた準備を始めました。STS-114ミッションで飛行するスペースシャトル「ディスカバリー号」の打上げは、5月15日から6月3日の期間に予定されています。クルーは帰還に向け荷造りを始め、次期長期滞在クルーがスペースシャトルの耐熱タイルの様子を撮影するためのデジタルカメラを点検しました。チャオは、その中の1台に、ダウンロード時に、何度かカードの読み込みエラーが出たため、修理をしました。他のデジタルカメラはいつでも使える状態です。

クルーはエレクトロン(酸素発生装置)の点検もしました。エレクトロンはここ数週間、断続的にしか機能していませんでした。地上にいるロシアの技術者が引き続き修理方法を調べている間に、シャリポフは故障原因を調査しました。酸素の供給源として代わりのものが利用できるので、エレクトロンの問題は深刻なものではありません。

チャオとシャリポフは3月31日に、コネチカット州ニューヘブンのシェリダン中学校の生徒からの質問に答える交信活動を行い、またテキサス州デントンのサイエンスディスカバリーセンターとアマチュア無線で交信しました。

4基の内、2基のコントロール・モーメント・ジャイロ(Control Moment Gyroscope: CMG)は正常に機能しており、ISSの姿勢を維持しています。3月28日の船外活動の直後に、CMG3で短時間の異常な振動がありました。技術者達は引き続き振動の兆候を見極めようとしています。停止中のCMG2基は、STS-114ミッションの船外活動で、ひとつは電力を再供給し、もうひとつは交換する予定です。機能している2基のCMGで現在のISSの姿勢を維持するのに十分ですが、ISS組立再開によりISSの規模は大きくなるのでいずれ全ての正常機能が必要とされます。

次期長期滞在クルーは、ロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センターでトレーニングをしました。第11次長期滞在クルー(コマンダーのセルゲイ・クリカレフとフライト・エンジニアのジョン・フィリップス)は、欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士ロベルト・ビットーリとともに最終試験を受け、打上げの許可を得ました。彼らは今週末、打上げ場所であるカザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地に移動し、4月4日には、ソユーズロケットを点検します。ビットーリは、ESAとロシア連邦宇宙局(FKA)間の契約に基づき、ISSに8日間滞在する予定です。クリカレフとフィリプスはISSで6ヶ月過ごす予定です。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://www.nasa.gov/をご覧ください。

次回の ISS ステータスレポートは、4月8日または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2005/iss05-17.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2005年4月4日

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