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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #05-10

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第10次長期滞在クルー
2005年2月28日(月) 午後3時00分(米国中部標準時間)
2005年3月1日(火) 午前6時00分(日本時間)

ロシアのプログレス補給船(17P)は、2トン以上の補給品を搭載して、本日、カザフスタン共和国のバイコヌール宇宙基地から打ち上げられ、国際宇宙ステーション(ISS)への2日間の旅に出発しました。プログレス補給船(17P)は、米国中部標準時間2月28日午後1時9分(日本時間3月1日午前4時9分)に打ち上げられました。10分も経たないうちに軌道に到達し、自動コマンドにより太陽電池パドルと航法アンテナが展開されました。

プログレス補給船(17P)が打ち上げられた時、第10次長期滞在クルー(コマンダーでNASAのサイエンスオフィサーのリロイ・チャオとフライトエンジニアのサリザン・シャリポフ)は、予定していた作業を終わらせているところでした。このときISSは、南アフリカ共和国ケープタウン西の大西洋上空225マイル(約362km)の位置を飛行していました。

3月2日午後2時15分(同3月3日午前5時15分)に予定されている「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)後部のドッキングポートへの自動ドッキングに備えて、今日と3月1日にスラスタを噴射し、プログレス補給船(17P)の軌道高度を上げて、ISSへの経路を微調整します。ドッキングの模様は、3月2日午後1時30分(同3月3日午前4時30分)からNASA TVで生中継する予定です。

プログレス補給船(17P)は、2トンを超える食料、推進剤、酸素、水、予備部品、クルーの荷物をISSに運んでいます。プログレス補給船(17P)には、386ポンド(約175kg)の推進剤、242ポンド(約110kg)の酸素と空気、1,071ポンド(約486kg)の水、2,932ポンド(約1,330kg)の予備部品、生命維持システム機器、実験機材が搭載されています。また、6ヶ月分の食料に相当する86個の食料コンテナも搭載されています。今回運ばれる物品の中には、今年の夏に米国製宇宙服での船外活動を再開するために必要な、米国のエアロック内の故障した熱交換器の交換品も含まれています。

また、プログレス補給船(17P)には、第11次長期滞在クルーが使うデジタルカメラとレンズが搭載されています。このデジタルカメラとレンズは、5月のSTS-114ミッションでスペースシャトル「ディスカバリー号」がISSへのドッキングに向けて接近する際に、熱防護システムのデジタル画像を撮影するために使用されます。撮影された画像は、飛行再開に向けた取り組みとして実施される画像収集の一部として利用され、打上げ時に耐熱タイルや翼の強化炭素複合材(Reinforced Carbon-Carbon: RCC)パネルが深刻な損傷を受けていないか確認に利用されます。

3月2日のドッキングから数時間後には、チャオとシャリポフはISSとプログレス補給船(17P)との間のハッチを開け、荷下ろしを開始する予定です。

クリスマスの夜からISSにドッキングしていたプログレス補給船(16P)は、東アジア上空を飛行中の2月27日午前10時6分(同2月28日午前1時6分)にISSから分離しました。不用品を搭載したプログレス補給船(16P)は、分離後にスラスタを噴射してISSから安全な距離を取り、今後ロシアのフライトコントローラによる10日間の技術試験が行われます。プログレス補給船(16P)は、3月9日に大気圏に再突入して安全に投棄される予定です。

NASA、ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また地上からのISSの可視状況などについてはhttp://spaceflight.nasa.gov/をご覧ください。

NASAおよび他機関のミッションについてはhttp://www.nasa.govをご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、3月2日のプログレス補給船(17P)とISSのドッキング後、または新規イベントがあれば発行する予定です。

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2005/iss05-10.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2005年3月1日

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