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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #04-42

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第9次長期滞在クルー
2004年7月30日(金) 午後2時30分(米国中部夏時間)
2004年7月31日(土) 午前4時30分(日本時間)

第9次長期滞在クルーのコマンダーのゲナディ・パダルカと、フライトエンジニアのマイケル・フィンクは、今週、宇宙滞在100日目を記録し、3回目となる船外活動の準備を行うとともに、プログレス補給船(14P)が分離する様子を監視しました。

プログレス補給船(14P)は、米国中部夏時間7月30日午前1時05分(日本時間7月30日午後3時05分)に国際宇宙ステーション(ISS)から分離しました。フィンクはこの分離の様子を撮影しました。またISSの外部TVカメラにより、プログレス補給船(14P)が燃えながら地球の大気圏に再突入する珍しい様子が捉えられました。このプログレス補給船(14P)には、1トン近い不要になった装置などが詰め込まれました。今回の分離は、これから行われる船外活動に備えて場所を空けるためと、8月11日に打ち上げられ8月14日にISSにドッキングする予定の次のプログレス補給船(15P)の到着に備えて行われました。

今週、パダルカとフィンクは、8月3日に予定されている船外活動の準備を行いました。この船外活動では、ロシアの宇宙服を着用し「ピアース」(ロシアのドッキング室)から船外に出た後、材料曝露実験装置やスラスタからの排気を計測する装置を交換する予定です。また、欧州補給機(Automated Transfer Vehicle: ATV)と呼ばれる欧州宇宙機関(ESA)の新しい補給船のドッキングに必要な反射器と通信機器を設置します。ATVは、来年初飛行を行う予定です。NASA TVでは、8月3日午前1時(同8月3日午後3時)からこの船外活動の生中継を行う予定です。パダルカとフィンクは、8月3日午前2時10分(同8月3日午後4時10分)ごろにハッチを開けて船外に出て、最大で6時間の船外活動を行う予定です。

この船外活動は、ISSの組み立てと保全のために行われる55回目の船外活動で、ISSから船外に出て行うものとしては30回目、ロシアのエアロックから行われるものとしては12回目となります。パダルカにとっては5回目、フィンクにとっては3回目です。4月19日に打ち上げられた彼ら第9次長期滞在クルーは、さらにこの後4回目の船外活動の実施を計画しています。

プログレス補給船(15P)には予備の水循環ポンプ2台が搭載されます。これは米国宇宙服2着の冷却システムの修理に使われる予定です。技術者達は、先週行われた故障原因の究明作業でクルーが撮影し地上に送った写真の解析を続けています。

フィンクは週末に、宇宙でのはんだ付け実験(In Space Soldering Investigation)を行いました。彼は、はんだごてで18個の実験サンプルのはんだを溶かし、微小重力環境下でのはんだの溶け方と固まり方の違いを記録しました。科学者達は、このような材料が軌道上でどのように振る舞うかを学ぶことができると期待しています。この試験は、ISSや将来の宇宙探査機、宇宙基地など、宇宙を飛行中に電子機器を修理するときの手順の検証に役に立つ可能性があります。

8月29日には、クルーは、メリーランド州のゴダード宇宙飛行センターに集まったNASA Explorer Schoolワークショップの教師達からの質問に答えました。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また各地域でのISSの可視状況などについてはhttp://spaceflight.nasa.gov/をご覧ください。

ISSでの科学実験の詳細については、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターのサイトhttp://scipoc.msfc.nasa.gov/をご覧ください。

次回のISSステータスレポートは8月3日の船外活動の後か、もしくは何かイベントがあればその時に発行する予定です。


出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2004/iss04-42.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

最終更新日:2004年8月2日

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