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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #03-48

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第7次長期滞在クルー
2003年9月26日(金) 午後 4時00分(米国中部夏時間)
2003年9月27日(土) 午前 6時00分(日本時間)

 

国際宇宙ステーション(ISS)に搭乗している第7次長期滞在クルー(コマンダーのユーリ・マレンチェンコとNASAサイエンスオフィサーのエドワード・ルー)は、さまざまな科学実験の他、「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)と宇宙服の点検を行い、1週間を過ごしました。

マレンチェンコとルーは、飛行中の訓練や試験のため、9月23日に長さ60フィート(約18.3m)のカナダアーム2を起動しました。カナダアーム2に設置されている力-モーメントセンサが、日なたと日陰でどのように異なる動作をするのか調べるため、カナダアーム2の一部を日なたに移動させる一連の作業が行われました。今週終わりに、彼らはISSにあるふたつのロシア宇宙服のシステムの点検と保守作業を行いました。マレンチェンコとルーは宇宙服を使用する予定はありませんが、宇宙服は良好な状態であることが確認されました。次のISSでの船外活動は、第8次長期滞在クルー(コマンダーのマイケル・フォールとフライトエンジニアのアレクサンダー・カレリ)が2004年2月終わりか3月はじめに行うことが仮設定されています。

今週行われた科学実験のひとつは、微小重力科学グローブボックス(Microgravity Science Glovebox:MSG)内で行われた、気泡の形成および移動性の研究(Pore Formation and Mobility Investigation:PFMI)の第7次長期滞在クルーにとって最後の実験でした。PFMI実験では、宇宙で生成した気泡が金属や結晶、その他の材料の強度をどのように弱めるのか研究されます。ルーはまた、生物学研究のため3次元の組織サンプルを成長させる細胞バイオテクノロジー運用支援システム(Cell Biotechnology Operations Support System:CBOSS)の培養槽(バイオリアクタ)を効率的に運用するため、流体力学研究装置(Fluid Dynamics Investigation:FDI)に関する作業を行いました。マレンチェンコは、長期の宇宙飛行中に身体を良い状態に保つための装置や手順を改良するため、ロシアの実験に参加しました。マレンチェンコがエアロバイクでの運動やウェイトリフティングを行う中、身体に関するデータが測定されました。この実験の3回目として、マレンチェンコは血液サンプルを分析のために採取しました。

これとは別に、マレンチェンコは、「デスティニー」(米国実験棟)の人体研究ラック(Human Research Facility:HRF)で超音波装置を使用し、ルーがエアロバイクで運動を行う中、ルーの心エコーの測定を行いました。ISSでの運動中にこのような測定が行われたのは初めてで、地上の医療関係者が必要になればこの装置が診断の目的で使用することができると確信するのに役立ちました。

第8次長期滞在クルーのフォールとカレリは、欧州宇宙機関(ESA)の宇宙飛行士でスペイン人のペドロ・デュークとともに、来週、モスクワ郊外にあるロシアのガガーリン宇宙飛行士訓練センターで打上げ前の記者会見を行う予定です。記者会見の模様は、米国中部夏時間10月1日午前8時(日本時間10月1日午後10時)からNASA TVで放送される予定です。3人は、10月18日午前0時37分(同10月18日午後2時37分)に打ち上げられる予定です。ESAとロシア航空宇宙局(Rosaviakosmos)との契約の下飛行するデュークは、10月28日にマレンチェンコとルーとともに地球に帰還する予定です。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また地上のある地点からのISSの可視状況などについてはhttp://spaceflight.nasa.gov/をご覧ください。

ISSでの科学実験の模様については、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターのサイトhttp://scipoc.msfc.nasa.gov/をご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、10月3日に、または何かイベントが生じた際に発行する予定です。

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2003/iss03-48.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 

最終更新日:2003年9月29日

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