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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #03-34

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第7次長期滞在クルー
2003年7月18日(金) 午後 4時00分(米国中部夏時間)
2003年7月19日(土) 午前 6時00分(日本時間)

 

国際宇宙ステーション(ISS)に滞在している第7次長期滞在クルー(コマンダーのユーリ・マレンチェンコとNASAのISSサイエンスオフィサーのエドワード・ルー)は、今週、新しい科学実験の準備と保守作業を行いました。

ルーは、来週行う予定の固体液体混合による結晶粒粗大化実験2(Coarsening of Solid-Liquid Mixtures 2:CSLM-2)の最初の実験に備えて、CSLM-2の設置作業と手順の確認を行いました。この材料科学実験のペイロードは、デスティニー(米国実験棟)の微小重力研究グローブボックス(Microgravity Sciences Glovebox:MSG)内に設置され、データ収集の準備が整っています。この実験では、材料の強度を減少させる原因となる結晶粒粗大化(coarsening)と呼ばれる現象について研究されます。この現象は、高温のタービン翼や歯科充填材で見られる現象です。

ルーは、ステーション・サポート・コンピュータ(Station Support Computer:SSC)の情報を格納しているファイルサーバを、ISSのネットワークの速度とメモリを増強するため、次世代型ラップトップコンピュータへ移行しました。クルーは、6台のSSCラップトップコンピュータを使用し、日々の計画や手順、在庫管理システム、電子メールを確認しています。最終的には、ISSのコマンドや制御機能を司るポータブル・ステーション・コンピュータを含む全てのSSCラップトップコンピュータが、次世代型ラップトップコンピュータへ更新される予定です。

マレンチェンコとルーは、ズヴェズダ(ロシアのサービスモジュール)とピアース(ロシアのドッキング室)の窓を定期的に点検し、電子画像を撮影し、分析するため地上の技術者へ送信しました。マレンチェンコはまた、ズヴェズダの故障したバッテリを予備バッテリに交換しました。

ルーの宇宙服の冷却能力を回復させるために、ルーが行った原因究明作業は成功しませんでした。3つ目のより大きな宇宙服は、船外活動が必要になれば、ルーが使用する大きさにサイズを変更することができます。ルーの宇宙服の冷却システムは、滞在を開始した当初に「クエスト」(エアロック)で行われた宇宙服の着用訓練時に正常に機能しませんでした。第7次長期滞在クルーは、船外活動を行う予定はありませんが、非常時に備え米国製の宇宙服を着用する訓練を行いました。

今週はじめ、ジョンソン宇宙センターとミッションコントロールセンターは、ハリケーン「クローデット(Claudette)」に備えた体制にありましたが、テキサス沿岸へハリケーンが到達した際も、ミッションの運用に影響はありませんでした。ルーは、7月15日にハリケーンが海岸に近づいたとき、このハリケーンのビデオ映像とカメラ画像を撮影することができました。これらの画像やISSクルーの活動状況、今後の打上げ日、また地上のある地点からのISSの可視状況などについてはhttp://spaceflight.nasa.gov/をご覧ください。

ISSでの科学実験の模様については、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターのサイトhttp://www.scipoc.msfc.nasa.gov/をご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、7月18日、または何かイベントが生じた際に発行する予定です。

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2003/iss03-34.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 

最終更新日:2003年7月22日

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