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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #03-24

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第7次長期滞在クルー
2003年5月23日(金) 午後 4時00分(米国中部夏時間)
2003年5月24日(土) 午前 6時00分(日本時間)

 

第7次長期滞在クルーのミッションも4週間目を迎え、国際宇宙ステーション(ISS)に搭乗している2名のクルーは、オリエンテーション期間を終えて、残りの5ヶ月間の滞在で彼らが行う予定の作業範囲を反映した運用フェーズへ移行しました。

今週、第7次長期滞在クルー(コマンダーのユーリ・マレンチェンコとNASAのISSサイエンスオフィサーのエドワード・ルー)は、ISSを良い状態に保つため、生命維持システムの運転状況のモニタから空気や水質の検査にまでおよぶ様々な保全作業を毎日行いました。

ミッションマネージャは、来週、クルーに「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)のバッテリを予備品と交換させる予定を立てています。また、緊急船外活動の訓練として、マレンチェンコとルーに米国の宇宙服(Extravehicular Mobility Unit:EMU)の脱着もさせる予定です。飛行前訓練では、マレンチェンコとルーは、いつもEMUの脱着支援を行っていました。ふたりの滞在中には船外活動は予定されていません。

今週、第7次長期滞在クルーの科学ミッションが活発になりました。マレンチェンコは微小重力環境が血液細胞と体重に与える影響を評価するロシアの生物医学実験を担当し、一方ルーは、今週、微小重力研究グローブボックス(Microgravity Science Glovebox:MSG)内でコロイド溶液中の常磁性体の集合体の構造研究(Investigating the Structure of Paramagnetic Aggregates from Colloidal Emulsions:InSpace)における新しいシリーズの実験を開始しました。

MSGは、「デスティニー」(米国実験棟)に設置された密閉された容器で、ISSの環境から隔離する必要のある材料などの実験装置が入れられています。第6次長期滞在クルーから開始されたInSpace実験は、磁化された粒子が磁場の有無に伴ってどのように反応するか研究する実験です。

科学者は、自動車のブレーキ液や振動制御システムのようないつも磁場に曝されているシステムに使用される流体の改良や、地震の多い地域におけるビルの振動制御システムのような新しい装置の開発に役立つと期待しています。

5月21日朝、第7次長期滞在クルーは、BBCラジオのワールドサービスと、ルーの故郷ニューヨーク・ウェブスター近くのロチェスターのWHEC-TVに対して、ミッションや科学実験の進行状況について語りました。5月22日には、教育イベントに参加し、シカゴのアドラープラネタリウムに集まった生徒たちからの質問に答えました。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日時、また地上のある地点からのISSの可視状況などについてはhttp://spaceflight.nasa.govをご覧ください。

ISSでの科学実験の模様については、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターのサイトhttp://www.scipoc.msfc.nasa.govをご覧ください。

次回のISSステータスレポートは、5月30日または何かイベントが生じた際に発行する予定です。

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2003/iss03-24.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 

最終更新日:2003年5月26日

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