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国際宇宙ステーションと日本の実験モジュール「きぼう」

国際宇宙ステーションNASAステータスレポート #03-1

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第6次長期滞在クルー
2003年 1月 3日(金) 午後 4時00分(米国中部標準時間)
2003年 1月 4日(土) 午前 7時00分(日本時間)

 

国際宇宙ステーション(ISS)に搭乗している第6次長期滞在クルーの2003年は静かに始まりました。コマンダーのケネス・バウアーソックス、フライトエンジニアのニコライ・ブダーリン、NASAのISSサイエンスオフィサーのドナルド・ペティットは、2002年最後の日に日付変更線を15回またぎ、睡眠時間帯であったグリニッジ標準時における深夜に新しい年を迎えました。新年の初日は、いくつかの定常メンテナンス作業や運動を行い、また休息を取りました。

軌道上での作業は1月2日に再開しました。消火訓練や人体研究ラック(Human Research Facility:HRF)に関係した超音波装置のセットアップ、ジャンパホースを用いた「クエスト」(エアロック)の空気漏れ点検などが主に行われました。空気漏れ点検の結果は、将来のエアロックの窓の交換作業のため評価されています。超音波装置は、研究と診断の両方の用途のために、心臓や他の臓器、筋肉、血管の広範囲の3次元イメージを作成することが出来ます。

1月3日には、ISSのさまざまなモジュール内の騒音レベルの測定が行われました。この測定は、ISS内の騒音レベルの特性を示すため継続して行われている作業の一部として行われました。また、ゼオライト結晶成長実験(Zeolite Crystal Growth:ZCG)装置の運用が行われました。この実験で科学者は、地上で成長させることができる大きさより大きなゼオライト結晶を成長させようとしています。ゼオライトは化学処理産業の土台を形成しています。より大きくより純粋なゼオライト結晶により、1バレルの石油から精製されるガソリンの量を増やすことができ、石油化学産業をより効率的なものにできる可能性があります。

ブダーリンは、ロシアの植物生長実験を行い、またロシアの医療機器や補給品、ISSで使用できるビデオテープの在庫管理作業を行いました。彼はまた、「ズヴェズダ」(ロシアのサービスモジュール)の後部ドッキングポートの点検を行いました。このドッキングポートには2月にプログレス補給船がドッキングする予定です。

クルーは、週間の定例作業と家族との交信、医療交信を行い、リラックスした週末を楽しむ予定です。

バウアーソックスは1月6日にFOOT(Foot/Ground Reaction Forces)実験を再開する予定です。FOOT実験は、お尻やもも、足が無重量環境の中でどのように動くのか調べ、また20個のセンサーの付いた特別なタイツを着用し、骨や筋肉にどのような変化が起きるのか調べる実験です。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日時、また地上のある地点からのISSの可視状況などについてはhttp://spaceflight.nasa.govをご覧ください。

ISSでの科学実験の模様については、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターのサイトhttp://www.scipoc.msfc.nasa.govをご覧ください。

次回のISSステータスレポートは1月10日に、あるいは何か進展のあった時点で発行する予定です。

 

出典:http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2003/iss03-1.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 

最終更新日:2003年 1月 6日

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