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国際宇宙ステーションNASAステータスレポート

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国際宇宙ステーション・ ステータスレポート#02-54
第6次長期滞在クルー
2002年12月20日(金) 午後 4時00分(米国中部標準時間)
2002年12月21日(土) 午前 7時00分(日本時間)

 

国際宇宙ステーション(ISS)に搭乗してほぼ1ヶ月が過ぎ、第6次長期滞在クルーは12月16日には文字通り、デスティニーの壁を飛び回りました。彼らは12月19日にロボットアーム運用を無事終え、12月20日には高速データレコーダ(High Rate Communications Outage Recorder:HCOR)の取り付けを行い、1週間を終えました。

「デスティニー」(米国実験棟)の壁への接触は計画に従って慎重に行われました。壁に接触することにより生じる振動をワイヤレスデータ計測システム(Internal Wireless Instrumentation System:IWIS)で計測しました。IWISのソフトウェアは更新され、構造力学実験のデータ取得が行われました。

第6次長期滞在クルー(コマンダーのケネス・バウアーソックス、フライトエンジニアのニコライ・ブダーリン、NASAのISSサイエンスオフィサーのドナルド・ペティット)は、1週間の間に、生物医学実験やゼオライト結晶成長実験(Zeolite Crystal Growth:ZCG)を含むいくつもの科学実験を行いました。バウアーソックスは、地上よりも大きなゼオライト結晶を作り出すように設計された実験装置のオートクレーブを回すように提案しました。これにより、サンプルの中央にできた気泡を凝縮できると考えました。この提案は、実験の成功に役立ちました。バウアーソックスはまた、今後実施が予定されている、足と床面の反発力を測定するFOOT(Foot/Ground Reaction Forces)実験の予行練習を行いました。ペティットは、数ヶ月前にISSに運ばれたエクスプレス3実験ラックにラップトップコンピュータを取り付け、その後起動・点検を行いました。

クルーとロシアの地上局は、カース(Kurs)の受動側の動作試験を行い、その後ブダーリンはカースの受動側のレーダシステムの再構築を行いました。これはロシアの自動ランデブ・ドッキング運用で使用されます。クルーは12月19日に3時間以上をかけて「カナダアーム2」(ISSのロボットアーム)の試験を行いました。試験では、フォース・モーメント・センサ(FMS)のデータ取得が行われる中、モービルベースシステム(MBS)の把持部をつかむ一連の把持作業などが行われました。

高速データレコーダ(HCOR)は、ISSがデータ中継衛星(Tracking and Data Relay Satellite:TDRS)システムと通信ができなくなったときに、データを蓄積しておいて、後で地上に送信するためのデータレコーダです。これは中速データレコーダに代わる予定のものであり、ISSの科学実験機器からのデータをより大量に蓄積できるようになり、TDRSシステムとの通信が可能なときに地上へデータを送信できます。

ヒューストンとモスクワの飛行管制チームは、第6次長期滞在クルーで唯一予定されている船外活動の日程の再調整を続けています。現在は1月に行うことが考えられています。この船外活動では、新しいP1トラスの艤装作業が引き続き行われる予定です。

ISSクルーの活動状況、今後の打上げ日時、また地上のある地点からのISSの可視状況などについてはhttp://spaceflight.nasa.govをご覧ください。

ISSでの科学実験の模様については、アラバマ州ハンツビルのNASAマーシャル宇宙飛行センターのペイロード運用センターのサイトhttp://www.scipoc.msfc.nasa.govをご覧ください。

次回のISSステータスレポートは12月27日に、あるいは何か進展のあった時点で発行する予定です。

 

出典: http://spaceflight.nasa.gov/spacenews/reports/issreports/2002/iss02-54.html

*併記の無い限り日時はすべて米国日時とします。

 

最終更新日:2002年12月24日

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