| (1) | ガス銃の分解 | ガス銃の各部を分解します。 |
分解された発射管 |
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| (2) | 掃除および確認 | 使用済みのピストンや火薬によって内部についたすすを掃除します。また内部に傷がついていないか確認します。 | 
発射管の砲身を掃除しているところ |
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| (3) | ガス銃の組立 | きれいになったガス銃を組み立てます。ダイヤフラムとピストンも新品に交換します。 |
交換したダイヤフラム
(中心の銀盤) |
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| (4) | 発射管の確認 | 発射管は5つの部分に分割されています。組み立てたときに継ぎ目に段差がないか、サボを通して確認します。その後、発射管がまっすぐになっているかレーザ光線を通して確認します。 |
サボを通しているところ |
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| (5) | 速度センサー動作確認 | 模擬スペースデブリの速度を計測する速度センサーがきちんと動作するか確認します。 |
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| (6) | サボ分離機構(サボトラップ)取り付け | 気体の抵抗により分離したサボを受け止めるための鉄板を取り付けます。鉄板の中心には模擬スペースデブリが通過するためのすき間が空いています。レーザ光線で模擬スペースデブリの通り道を確認しながら取り付けます。 |
レーザ光線を照射し模擬スペースデブリの通り道を確認しているところ |
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| (7) | 供試体の設置 |
試料室に供試体を設置します。レーザ光線を当てて、供試体の中心に模擬スペースデブリが衝突するようにします。 |
供試体の中心の赤い点がレーザ光線 |
| (8) | 圧縮管軽ガス充填 | 圧縮管の中に軽ガスを充填し、約7気圧に加圧します。 |
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| (9) | 窒素ガス充填 | 発射管から試料室までを1時間かけて真空にした後、窒素ガスを充填し約0.1~0.2気圧にします。この充填量は模擬スペースデブリの大きさによって微妙に変えます。 |
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| (10) | 火薬装着 | 火薬室に無煙火薬を込めます。火薬量は模擬スペースデブリの大きさや、目的とする到達速度によって変えます。 |
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| (11) | 発射 | イグナイターを無煙火薬に装着し、発射準備完了です。安全な場所に待避して、発射します。 |