このページは、過去に公開された情報のアーカイブページです。
<免責事項> リンク切れや古い情報が含まれている可能性があります。また、現在のWebブラウザーでは⼀部が機能しない可能性があります。
最新情報については、https://humans-in-space.jaxa.jp/ のページをご覧ください。
油井宇宙飛行士の活動状況(2015年12月 3日)
12月1日、油井宇宙飛行士とチェル・リングリン宇宙飛行士は、Ocular Healthと呼ばれる眼の機能障害を調べる実験の飛行およそ120日目のデータ取得のため、視力検査、眼圧測定、血圧測定を行いました。
Ocular Health実験では、微小重力状態によって誘発される視覚障害/頭蓋内圧のリスクを把握するため、系統的な生理データの収集を必要としています。研究者は、宇宙滞在中および帰還後に変化する視覚、血管、中枢神経系の測定値データが、対策や臨床診療ガイドラインを作る助けになると考えています。
また、油井宇宙飛行士は、Cognitionと呼ばれる認知能力評価のため、帰還およそ10日前としてのテストを行いました。これは、微小重力状態や睡眠不足が続くことによる人間の認知機能への影響を測定する一連の試験のひとつで、短い10問からなる認知機能に関するテストをラップトップ上で行い、結果をリアルタイムで知ることができます。
その他、12月11日に予定されている地上への帰還に備え、私物の梱包を継続しました。
また、京都市、神戸市の会場とISSの回線をつないで交信イベントを行い、油井宇宙飛行士は学生からの質問に答えました。
Copyright 2007 Japan Aerospace Exploration Agency | SNS運用方針 | サイトポリシー・利用規約 |