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油井宇宙飛行士の活動状況(2015年11月20日)
11月18日、油井宇宙飛行士とチェル・リングリン宇宙飛行士は、Ocular Healthと呼ばれる眼の機能障害を調べる実験で、帰還およそ30日前のデータ取得の続きを行いました。ふたりは眼と心臓の超音波測定を行いました。
Ocular Health実験では、微小重力状態によって誘発される視覚障害/頭蓋内圧のリスクを把握するため、系統的な生理データの収集を必要としています。研究者は、宇宙滞在中および帰還後に変化する視覚、血管、中枢神経系の測定値データが、対策や臨床診療ガイドラインを作る助けになると考えています。
油井宇宙飛行士は、「デスティニー」(米国実験棟)にあるNanoRacksプラットフォーム3に実験用コントローラを設置しました。NanoRackプラットフォームは、EXPRESSラック(小型装置搭載ラック)に搭載されている米国NanoRacks社のモジュールに電源を供給し、データを送信する役割を担います。
メンテナンス作業として、「きぼう」日本実験棟内の通風口(吸込み側)のフィルタカバーを取り外して清掃しました。この作業は180日毎に行われています。
その他、IMAXカメラで撮影した軌道上の映像データを地上に送信するため、IMAX記録システムをISS支援コンピュータ(Station Support Computers: SSC)に接続しました。その映像を元に3D映像が作成される他、NASAにより映像が使用される予定です。
油井宇宙飛行士の軌道上動画 最新号
『宙亀通信』(Vol.19) 「宇宙未来新聞」を宇宙にお届け!!
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