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油井宇宙飛行士の活動状況(2015年11月17日)
11月11日に船外に取り付けられ、実験を開始した簡易曝露実験装置(ExHAM)2号機の取付け後作業として、11月13日に油井宇宙飛行士は「きぼう」日本実験棟のエアロック内を加圧し、その後リークチェックを行いました。
油井宇宙飛行士とチェル・リングリン宇宙飛行士は、Capillary Beverage (Capillary Effects of Drinking in the Microgravity Environment)と呼ばれる実験を行いました。この実験は、微小重力下でも地上と同じようにクルーが飲み物を飲むことができるように設計されたカップを利用して、飲み物を飲むときや液体が流れる間、カップと液体の接触面や濡れ挙動などを観察し、液体がどのように振る舞うかを調べます。
また、油井、リングリン両宇宙飛行士は、週に一度の頭痛に関するアンケートに答えました。宇宙滞在中に頭痛は一般的にみられることであり、状況を調査することによって頭痛の兆候を軽減する方法の開発や、軌道上クルーの健康状態及び能力向上に役立ちます。
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