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油井宇宙飛行士の活動状況(2015年11月13日)
11月11日、油井宇宙飛行士は、クエスト(エアロック)でNORS(Nitrogen Oxygen Recharge System)と呼ばれる窒素と酸素を補充するシステムをエアロック内に設置するインタフェースキットの設置作業を行いました。
スコット・ケリー宇宙飛行士が、NORSインタフェースキットを設置するため、クローズアウトパネル(壁板)とフレキシブル配管を外し、油井宇宙飛行士は、スコット・ケリー宇宙飛行士とともにNORSの主と副の電源ケーブルを設置しました。
NORSインタフェースキットの設置作業は、12日まで続けられます。
NORSは、スペースシャトル引退後、クエスト(エアロック)外壁に設置してある高圧の窒素と酸素タンクを充填する機能があります。
「きぼう」での実験関連作業として、油井宇宙飛行士は、「きぼう」のエアロックの外側ハッチを開けてスライドテーブルを船外に伸展させました。それから地上の運用管制チームによってスライドテーブルから簡易曝露実験装置(ExHAM)2号機を「きぼう」ロボットアームで取外し、船外実験プラットフォーム上のハンドレール(手摺)に取り付けました。
油井宇宙飛行士は、Biochemical Profile(生化学検査)と呼ばれる実験の一環として宇宙飛行およそ120日目の血液と尿のサンプルを採取して、冷凍・冷蔵庫(Minus Eighty degree Celsius Laboratory Freezer for ISS: MELFI)に保管しました。
この実験は、宇宙飛行前と滞在中、地球帰還後の血液と尿サンプルを飛行後に分析する事で宇宙飛行の影響を調査するもので、サンプル中の特定のタンパク質と化学物質をバイオマーカー(身体状況を測定する指標)として評価します。
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