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油井宇宙飛行士の活動状況(2015年11月 9日)
11月5日は、翌日の船外活動に備えて業務は半日でした。
船外活動を行うスコット・ケリー、チェル・リングリン両宇宙飛行士と船外活動支援を行う油井宇宙飛行士は、最終準備として船外活動ユニット(EMU)と補助機器を器材エリアに搬入しました。
また、3人は船外活動手順の確認を行った後、地上の専門家との電話会議で疑問点を解決するためのフォローアップを行いました。
油井宇宙飛行士とチェル・リングリン宇宙飛行士は、週に1度の頭痛に関するアンケートに答えました。 宇宙滞在中に頭痛は一般的にみられることであり、状況を調査することによって頭痛の兆候を軽減する方法の開発や、軌道上クルーの健康状態及び能力向上に役立ちます。
システム機器のメンテナンスとして、油井宇宙飛行士は、ズヴェズダ(ロシアのサービスモジュール)にあるレトルト食品や缶詰食品を温めるための米国のフードウォーマーの1年点検を行いました。
11月6日、米国の船外活動がスコット・ケリーとチェル・リングリン両宇宙飛行士によって、日本時間11月6日午後8時22分から同7日午前4時10分まで7時間48分に渡って行われました。
主な作業内容は、以前P6トラスのISS給電系冷却用冷媒(アンモニア)漏洩対策を行った箇所を元の構成に戻す作業と、アンモニア冷媒充填等が行われ、油井宇宙飛行士はこれを船内から支援しました。
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