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油井宇宙飛行士の活動状況(2015年10月30日)
10月29日、前日の船外活動に携わったクルーは半日勤務となりました。
朝、スコット・ケリー、チェル・リングリン、油井宇宙飛行士は、地上の専門家たちと船外活動についての事後報告会を行いました。
「きぼう」日本実験棟での科学実験では、油井宇宙飛行士は宇宙で発芽した植物の重力応答性を調べるPlant Gravity Sensing実験のために、冷凍・冷蔵庫(Minus Eighty degree Celsius Laboratory Freezer for ISS: MELFI)から種を含んだシートを取り出し、4つの培養皿に入れ、MELFIに戻しました。
明日、種は実験を開始するために細胞培養装置(CBEF)に設置されます。
船内環境調査として、油井宇宙飛行士は、「デスティニー」(米国実験棟)に、ホルムアルデヒド検出器を設置しました。装置は2日間設置されたままにします。
油井宇宙飛行士はまた、「デスティニー」と「きぼう」日本実験棟の船内実験室で空気サンプルの採集を行いました。
回収した空気サンプルは、分析のためソユーズ宇宙船(43S)で地上に持ち帰ります。
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