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油井宇宙飛行士の活動状況(2015年10月14日)
10月9日、油井宇宙飛行士とスコット・ケリー宇宙飛行士は、SPHERES-Vertigoという実験を実施しました。
この研究では、カメラを使用した点検と航行に関連した技術のデモンストレーションと試験のためにSPHERES模擬衛星を使います。
これは、複数のSPHERES模擬衛星が、目標物から3Dモデルを作って、その3Dモデルだけを参考に相対的な航行を可能とするソフトウェアとハードウェアで構成されています。
また、ふたりは欧州宇宙機関(ESA)の実験で、週に1度行われている頭痛に関するアンケートに答えました。 宇宙滞在中に頭痛は一般的にみられることであり、状況を調査することによっ て頭痛の兆候を軽減する方法の開発や、軌道上クルーの健康状態及び能力向上に役立ちます。
米国側モジュール内のシステム等の再構成作業の一環として、油井宇宙飛行士とチェル・リングリン宇宙飛行士は、「デスティニー」(米国実験棟)と「ユニティ」(第1結合部)の結合部の隔壁間の配線コネクタに予め敷設していた2系統の電力ケーブルを結合しました。
これらのケーブルは「ユニティ」の地球側結合部とギャレーラックに電力を供給します。
油井宇宙飛行士が作業している間、リングリン宇宙飛行士は、コネクタを誤って回したことによって生じた干渉のために、ふたつのコネクタを結合することができませんでした。
この配線はエアロックの壁面ヒータに仮説的に電力を供給するために設置されたものです。
地上のエンジニアリングチームは、今後の計画への影響と、土曜日に予定している「デスティニ―」と「ユニティ」間でのリークチェックへの影響を検討しています。
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