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油井宇宙飛行士の活動状況(2015年10月13日)
10月8日、油井宇宙飛行士は、SPHERES-Vertigoという実験の手順を確認し、翌日の実験実施に備えて地上の実験チームの会議に参加しました。
この研究では、カメラを使用した点検と航行に関連した技術のデモンストレーションと試験のためにSPHERES模擬衛星を使います。
これは、複数のSPHERES模擬衛星が、目標物から3Dモデルを作って、その3Dモデルだけを参考に相対的な航行を可能とするソフトウェアとハードウェアを取り入れています。
「きぼう」内でのシステム関連の作業として、多目的実験ラック2(Multi-purpose Small Payload Rack 2: MSPR-2)のビデオ録画装置2(Video Recording Unit2: VRU2)からの高速データリンクのチェックのため地上でダウンリンクイメージが確認できるように、油井宇宙飛行士は2台のビデオカメラをMSPR2に接続しました。
米国側モジュール内のシステム等の再構成作業の一環として、油井宇宙飛行士とチェル・リングリン宇宙飛行士は、「デスティニー」(米国実験棟)と「ユニティ」(第1結合部)の結合部の隔壁間の配線コネクタを交換しました。それから、予め敷設していた2系統の電力ケーブルに結合しました。この作業は、明日も別の2系統に対して続けられます。
これらのケーブルによって、「ユニティ」地球側結合部とギャレーラックに電力が供給できるようになります。
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